そばつゆとは

そばつゆとは、蕎麦を食べる際に用いる調味料のことで、蕎麦を浸したり、直接かけたりして用います。めんつゆには、「そばつゆ」「そうめんつゆ」「ひやむぎつゆ」に分類することができます。この3種類は麺の種類により、つゆの甘さ・塩辛さ・出汁感が少しずつ異なります。そばつゆは、甘さと塩辛さがやや強め。そうめんつゆは、塩分が少し低めで出汁の割合が多いのが特徴です。ひやむぎつゆは、そうめんつゆに比べ塩分がやや高く、少し濃いめのつゆになります。

そばつゆの歴史

奈良時代から食されていたと言われる蕎麦の歴史は非常に古く、当時は蕎麦粉を湯で練った団子状のものが食べられていました。今のような麺状の蕎麦は、江戸時代に入ってからになります。蕎麦には欠かせないそばつゆですが、当時のそばつゆは味噌に水を加えて煮詰め、それを布袋に入れて濾して垂れてきた「たれみそ」に大根の汁、大根おろし、鰹節、葱にお好みで辛子やワサビを入れたものをそばつゆとして、蕎麦につけて食べていました。現在の鰹節で取った出汁に醤油、みりんを合わせたものは18世紀中頃以降と言われています。

そばつゆのおススメの使い方

そばつゆは、鰹節や昆布などで出汁を取ったものに醤油やみりん、酒などを合わせた、甘み・塩味・出汁のバランスが取れた調味料です。そのため、麺類のつゆとしてだけでなく、おひたしや煮物・煮込み料理、親子丼やかつ丼などの丼物、鍋物など色々なお料理に用いることができます。濃縮タイプのそばつゆを使うことで、お好みの味の濃さに変えることができます。柚子やレモンなどの柑橘果汁と酢を加えれば特製ポン酢を作ることができますし、水で薄めた冷やしたそばつゆにごはんを加えれば、暑い夏にピッタリの冷やし茶漬けになります。お好みの具材を合わせて炊き込みごはんも簡単に作ることができます。

一家に一本常備したい調味料「そばつゆ」

普段の料理の味付けに用いることで、お料理の苦手な方でも美味しい和食料理を作ることができます。面倒な味付けの手間も省け、結果的には時短にも繋がる優れた調味料がそばつゆです。色々なお料理に使いたいときは、ストレートタイプではなく濃縮タイプを使われることをおススメします。味見をされて、あと一味もの足りない時はそばつゆを加えるのではなく、鰹節や砂糖、塩などを加えることでお好みの味に。そばつゆを足すと全体的に濃い味になってしまうので注意しましょう。一家に一本、冷蔵庫にストックしておくと便利な調味料です。