だしの素とは

だしの素とは、出汁を取るために使う調味料のことで、水に溶かすだけで手軽に和風の出汁を作ることができます。市販品では粉末や顆粒タイプ、濃縮タイプがあります。

出汁とは

出汁とは、昆布や鰹節などに水や湯を入れ煮て出した汁のことです。出汁に使われる昆布や鰹節、椎茸などには、うま味成分であるグルタミン酸やイノシン酸、グアニル酸が豊富に含まれています。

出汁の種類

鰹節:独特な香りとうま味があります。一般的には「荒節」が使われていますが、料亭などで使われる「枯れ節」は上品な味わいの出汁を取ることができます。

あご:上品でスッキリとした甘味とうま味があります。

いりこ(煮干し):栄養価やうま味成分の量が多く、しっかりとしたコクと甘みがあります。

昆布:まろやかな味が特徴の昆布は、真昆布、日高昆布、利尻昆布などが出汁用に使われています。

椎茸:独特の香りと味があります。乾燥させて水に戻した際、酵素の作用によって香りが生まれます。好き嫌いが分かれる出汁です。

出汁に含まれる旨み成分の効果・効能

・グルタミン酸:主に昆布に含まれているアミノ酸の一つで興奮系の神経伝達物質のため、脳を活性化する働きがあります。またグルタミン酸から作られるGABAによって血圧を下げる効果やストレスへの抵抗力を増加させる働きがあります。

・イノシン酸:鰹節やいりこ、あごなどに含まれている核酸の一つで、熟成する過程で旨み成分であるイノシン酸が増えます。イノシン酸は人間の身体の細胞生成に不可欠の物質で、不足すると老化の原因となります。そのためイノシン酸はダイエット効果やアンチエイジングに効果があります。

・グアニル酸:干し椎茸などの乾燥させたキノコに多く含んだアミノ酸の一つで、細胞の再生を促進する働きや血中のコレステロール値を下げる効果があり、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病予防や改善の効果があります。

だしの素の使い方

和食には欠かせない出汁を手軽に作ることができるだしの素は、味噌汁などの汁物の他にも炊き込みご飯やおでんや鍋もの、煮物や煮魚、茶碗蒸しや和え物など水で薄めるだけで、幅広い料理に使うことができる万能調味料です。

まとめ

出汁から取れるうま味成分は、それぞれを組み合わせることによって相乗効果が生まれるので、合わせ出汁にすると味わいや香り、味に深みがでます。単品の出汁もその素材の持ち味を存分に味わうことができます。料理の用途によって出汁の種類を使い分けたり、自分好みの出汁を探してみてはいかがでしょうか。だしの素には塩分が入っているので塩の摂り過ぎには注意してください。