だし入り味噌とは

だし入り味噌とは、大豆や米、麦などの穀物に塩と麹を加えて発酵させて作った味噌に、昆布やかつお節などの出汁のエキスを練り込んだ調味料のことで、味を調えた味噌のことを言います。

だし入り味噌の歴史

味噌には1300年もの歴史があり、平安時代にはすでに味噌という文字が文献に現れています。当時は庶民の口には入らない贅沢品でしたが、江戸時代にはようやく庶民の味となり、昭和時代に入り女性の社会進出にともない、出汁を取る手間を省いた出汁入り味噌が登場しました。

だし入り味噌の種類

だし入り味噌には、通常の味噌に出汁が入った味噌タイプと水に溶けやすい液状タイプ、豆腐やわかめと一緒にフリーズドライにした即席みそ汁タイプ、粉末タイプと種類が多く、いずれも手軽に飲めたり、料理に使える仕様になっています。

だし入り味噌の栄養価

味噌は発酵食品で、ヨーグルトと同じく乳酸菌が沢山入っており、大腸を活発にし、整腸作用や老化防止に効果があると言われています。しかし、液状タイプやインスタントタイプ、だし入り味噌は全て殺菌処理がされているため、発酵食品の健康効果は減少しています。味噌の酵母菌が出汁の成分を分解することで味を劣化させてしまうため、味の劣化を防ぐために殺菌処理がされているのです。フリーズドライにしたタイプは食品をマイナス30℃で凍らせた後、真空状態で乾燥させるので殺菌処理がされていません。そのため、栄養素がほとんど損なわれていないです。

だし入り味噌の使い方

だし入り味噌は、みそ汁を簡単に作ることができる万能調味料で、みそ汁以外にも味噌の代用として使うことができ、通常の味噌よりも出汁が入っているため、味に深みがでます。マーボー豆腐やハヤシライスなどの隠し味に使ったり、ソースやドレッシングとして他の調味料と合わせて使うこともできます。炒め物や煮物、焼き物など和食だけでなく中華や洋食など色々な料理と相性がいいです。

まとめ

味噌と言ったら、お味噌汁。お味噌汁に入れる味噌の量は、水10に対して味噌1が一般的の量と言われています。ただし、人により味の好みがあるので徐々に調整してみてください。また、お味噌汁は沸騰させてはいけません。味噌は65℃を超えると風味が飛び、酵素が消失してしまいます。味噌汁の適温は62~70℃位です。味噌を入れるときは一旦火を止め時間を置いてから溶き入れるようにしましょう。もう一度火を入れるときは弱火で煮るようにすると美味しくいただくことができます。