?とんかつソース・中濃ソースとは

とんかつソースも中濃ソースも日本ではウスターソース類に属します。ウスターソース類はウスターソース・中濃ソース・濃厚ソースの3つに分類することができ、野菜や果物、砂糖、酢、塩、香辛料を主原料にした茶色や茶黒色の液体調味料のことです。とんかつソースは、JAS規格の規格名では濃厚ソースに分類されます。

とんかつソース(濃厚ソース)

ウスターソース類のうち、粘度が2.0Pa・s以上のもので、野菜や果物の含有率が20%以上、塩分量は9%以下のものが濃厚ソースに分類されます。

中濃ソース

ウスターソース類のうち、粘度が0.2 Pa・s以上2.0Pa・s未満のもので、野菜や果物の含有量が15%以上、塩分量が10%以下のものが中濃ソースに分類されます。

ウスターソース

ウスターソース類のうち、粘度が0.2 Pa・s未満のもので野菜や果物の含有量が10%以上、塩分量が11%以下のものがウスターソースに分類されます。

※Pa・s(パスカル秒)とは粘度の単位で、液体の流動に対する抵抗の大きさを表した単位のことです。

ウスターソース類の歴史

ウスターソースのソースの語源はラテン語のSALで、食塩を使用して作られる液体の調味料の総称です。ウスターソースは、イギリスのウスターシャー州の州都ウスター市で初めて作られたことからウスターソースとして呼ばれるようになりました。日本へは江戸時代末期に伝来されたが、実際に味見されたのは幕末から明治維新の頃と言われています。

とんかつソースの使い方

甘みととろみが強いとんかつソースは、とんかつだけでなく、他の揚げ物のソースとも相性が良いです。焼きうどんや焼きそばに使用すると濃厚なコクと味わいをプラスすることができます。果物を多く使用しているので、フルーティーな甘みもあり、ナポリタンやミートソース、オムライスのチキンライスなど洋食料理には隠し味として用いると味に深みがでます。

中濃ソースの使い方

とんかつソースよりも甘さが控えめなので、揚げ物をさっぱりと食べたいときは中濃ソースがよく合います。デミグラスソースやカレー、ドレッシングのソース、エスニック料理に合わせても中濃ソースのコクのあるスパイシーさがアクセントになります。

まとめ

ソースの粘度によって使い分けができるウスターソース類。原材料には野菜や果物、スパシスが使用されているのでビタミンやミネラルが豊富です。ただし、塩分が多いので掛け過ぎには注意しましょう。塩分が気になる方には減塩タイプも販売されているのでおススメです。揚げ物やお好み焼きだけではなく、色々なお料理の隠し味に使えるのでぜひお試しください。