サラダ油とは

サラダにかけることを目的として作られた、精製された植物油の一種です。
低温でも固まることがないよう精製されているため、サラダにかけても食感を損ねることがありません。
日本ではサラダ油の定義が事細かに定められており、指定された原材料(米・菜種・大豆・トウモロコシ・ゴマ・ブドウ・ヒマワリの種・紅花・綿実の9種類の内いずれか)を使い、認定を受けた工場で生産された油でなければ、サラダ油の名を冠することはできません。
上記の原材料の二種類以上を混合して作られたものは「調合サラダ油」と呼ばれます。

サラダ油の語源

そもそも日本には油を調味料として食べる文化がありませんでした。油といえば揚げ物や炒め物に使うものとされていたからです。しかし、西洋ではその頃から既に生野菜に油や塩、酢をかけて食べる食文化がありました。
このことから、生でも食べられる精製度の高い油ということで、西洋の文化が日本に取り入れ始められた1924年(大正13年)に日清製油(現・日清オイリオ)から販売されたのが「日清サラダ油」です。

サラダ油の原材料

サラダ油の原材料とその油の特徴について紹介します。

こめ油。精米した後に出る米糠から抽出される副産物。
日本は米が主食であるため、原材料のほとんどを国産で補うことができる唯一の植物油。
しかしながら大豆油などと比べると少々高値。

菜種

菜種油。主にセイヨウアブラナから抽出する。
世界で三番目に生産量が多い油で、日本で生産されている食用油の6割が菜種油である。
キャノーラ油が有名。

大豆

大豆油。大豆の種から抽出する。安価で様々な食品に幅広く使われている。
世界で二番目に生産量が多い油で、日本で生産されている食用油の4割を占める。

トウモロコシ

コーン油。トウモロコシの胚芽から抽出する。
加熱しても酸化しにくく、揚げ油や炒め油に向く。

ゴマ

ゴマ油。主に焙煎した白ゴマから抽出する。独特の香りが特徴。

ブドウ

グレープシードオイル。ブドウの種から抽出する。
ポリフェノールが豊富で加熱に強い。

ヒマワリの種

ヒマワリ油。ヒマワリの種から抽出する。
ナッツ類やクッキーなどのコーティング、煎餅などのつや出しに使われる。

紅花

サフラワー油。紅花の種から抽出する。
食用以外だと油絵具の溶き油として使われている。

綿実

綿実油。綿の種から抽出する。
加熱後も酸化しにくく、ツナ缶の油漬け用に使われている。

まとめ

日常的に使うサラダ油。精製され安全ではあるものの、摂り過ぎは体に毒。
使いすぎに注意して健康的に使っていきたいですね。