シーズニングソースとは

大豆を原料にして作られたタイ料理には欠かせない調合液体調味料です。日本で例えると、たまり醤油のような感じで旨味とコクがあります。タイ語では「ソープーカオ」「マギーソース」と言われ、料理やテーブル調味料として大変人気があります。”シーズニング”の意味は、料理に合わせて、あらかじめ調合されてある調味料の総称です。season(季節)から派生された関連語でもあります。タイ現地でポピュラーなのは「ゴールデンマウンテン」ブランドです。日本でも輸入食材店や通販で購入できます。

美味しさの秘密は「核酸系調味料」だから

シーズニングソース「ゴールデンマウンテン」を例にあげますと、醤油、砂糖、食塩、調味料(核酸) で配合されており、「核酸」が旨味を出しています。

「核酸」の成分

①5′-イノシン酸ニナトリウム。(かつお節、煮干し、肉などの旨味成分)

②5′-グアニル酸ニナトリウム。(椎茸などの旨味成分)

③リボヌクレオチドナトリウム(①+②)

核酸系はアミノ酸系と混ざる事で旨味が増強する相乗効果があります。市販されている家庭用旨味調味料の、味の素(低核酸系)、ハイミー、いの一番、ブレーブ(高核酸系)は、アミノ酸系のL-グルタミン酸ナトリウム(昆布の旨味成分)を主なベースとして、上記の核酸系①②または、③を数パーセント混合したものです。(配合率はそれぞれ異なります)

シーズニングソースの用途

本場のタイではナンプラーやオイスターソースと併用して使う事が多く、タイの食堂ではテーブル調味料としてセットされています。家庭料理でもナンプラーの次に出番の多い調味料です。日本の、たまり醤油と同じように使えます。卵との相性が抜群な事から、タイ料理のガパオライスの目玉焼きに、そのまま数滴かけたり、ゆで卵にかけたり。チャーハンにも、隠し味的に少量を入れて炒めるだけで、美味しさが倍増します。料理の下味、肉野菜炒めや、ひじき、山菜などの煮物料理、蒸し魚、パスタ、カレー、ビーフンなどのスープ、など万能に使えます。ポイントは、あくまで、少量を隠し味的に使うことです。この点は重要です。

まとめ

最近はスーパーでも、和洋中、問わず、たくさんのシーズニングミックスの類が売っていますので、シーズニングという言葉は、馴染みがありましたが、「調合された」という意味ということで、なるほど納得です。シーズニングソースはナンプラーのような独特なクセもなく、たまり醤油に似ている事から万人うけする味だと思います。旨味と香りづけに、数滴 使うだけで、なんだかいつもと違う新鮮な料理の仕上がりになること間違いなし。まずは、手軽なところで、卵料理、チャーハンに、使ってみてはいかがでしょうか。自分なりに色々な使い方を発見してみて下さいね。