ソレルとは

東アジア原産タデ科で、別名「ギシギシ」「スカンポ」「スイバ(酸い葉)」「オゼイユ」など。
ヨーロッパやアジアに広く自生しており、日当りのいい荒野や川沿い、田畑によく見られます。
春から初夏にかけて小さな花を咲かせます。
葉が厚く独特の酸味があるので「酸い葉(スイバ)」や「サワーグラス」と呼ばれています。この酸味は全草にシュウ酸が多く含まれているためなので、関節炎やリウマチの方は多食に注意が必要です。酸味は夏が深まるにつれて徐々に強くなります。
日本でも山菜として柔らかい若葉の部分を食べるほか、フランス料理ではサラダやスープなどの定番食材となっており、春先になるとスーパーや市場に並びます。
ソレルには大きく分けて2種類あり、一般的にソレルとして食べられている「ガーデン・ソレル」と、改良種である「ラウンド・リーブド・ソレル」に分かれます。ラウンド・リーブド・ソレルは柔らかくジューシーで、フランスでよく使われているソレルはこのラウンド・リーブド・ソレルです。

ソレルの栄養素

抗酸化作用があり、様々な病気の原因となる活性酸素を抑制する効果があります。
また、タンニンも含まれているので腸の調子を整えるほか、胃や肝臓などの働きを助けるとされ、ヨーロッパでは古くから薬草としても使われていました。古代エジプトではファラオが胃薬として使っていたという記録もあります。
ビタミンCが豊富で美容効果も高く肌荒れ防止となったり、美白効果があります。
根の部分はすり潰して水虫の塗り薬としても使われていました。

ソレルの美味しい食べ方

旬のソレルのほろ苦さと酸味を存分に楽しむならサラダがオススメです。お好みの野菜と一緒にソレルを盛り付ければ立派なグリーンフレッシュサラダになります。市販のドレッシングを使ってもいいですし、ワインビネガーやバルサミコ酢を使ったドレッシングを手作りするのもいいですね。
フランスではクリームソースとあわせて魚に添えるのが定番メニューです。バターやオリーブオイルで香ばしく焼き上げた鮭に、ソレルを加えたクリームソースをかけて仕上げにレモンをひと絞り。ソレルの酸味がクリームソースにアクセントを加え、まろやかなのにしつこすぎない魚料理になります。白ワインとともにどうぞ!
その他にもピューレ状にしてポタージュスープに入れたり、刻んで肉料理にトッピングしたり、様々な料理にあわせられます。

まとめ

栽培方法も簡単なのでハーブ栽培を楽しみながら料理にも活用していけたらいいですね。
新鮮なトマトと和えるだけのパスタにしても美味しそうです。