トマトケチャップとは

トマトケチャップとは、完熟トマトを加熱し煮詰めたトマトピューレに砂糖・酢・塩・香辛料を加え、漉した固形分25%以上にした製品を言います。日本人の一人当たりの年間のケチャップ消費量は500g弱で北米は一人当たり年間30㎏もの量を消費しています。

名前の由来

ケチャップの由来には諸説あり、17世紀の東西貿易が盛んな頃に東南アジアのケ・ツィアプ(ketsiap)と呼ばれる魚を醗酵させて作った調味料がヨーロッパに伝わったという説が一番有力と言われています。その後イギリスでは、キノコ・塩・香辛料を煮詰めて作ったキノコケチャップやカキなどの魚介類やクルミやブドウなどの植物性食材に様々な香辛料を合わせたケチャップが考案されていました。

トマトケチャップの歴史

18~19世紀アメリカに渡ったヨーロッパ人により、当時食用とされ栽培を始められていたトマトを使ったケチャップが考案されました。1876年にアメリカのハインツ社が瓶詰めにしたトマトケチャップを販売、世界的に普及していきました。日本には明治期にアメリカから伝わったと言われています。

トマトケチャップの効果・効能

トマトケチャップは生のトマトよりも栄養価が高いです。トマトに豊富に含まれているカリウムやリコピン、βカロチンは熱に強いため、トマトを加熱し凝縮したトマトケチャップはトマトよりも栄養価が上がるという訳です。強い抗酸化作用があるリコピンに関しては、生のトマトの約7倍の含有量があります。

トマトケチャップの使い方

美容や健康に効果があるリコピンは加熱されることにより、身体に吸収されやすくなります。ケチャップは加熱処理されていますが、料理の際、加熱して使うことで吸収率もさらにアップします。リコピンが属するカロテノイドは脂溶性のため、油と一緒に摂取すると吸収率が上がります。特にオリーブオイルと一緒に使用するとオリーブオイル自体も抗酸化力があるので、さらに抗酸化力を上げることができます。ポテトフライやオムレツにかけるよりも、ナポリタンや酢豚、オムライス、煮込み料理など、トマトケチャップを加熱する料理に用いる方が栄養効果が期待できます。

まとめ

甘くて美味しいトマトケチャップは日本人にとって国民的調味料です。さらに栄養効果も高いので生のトマトが苦手な方はトマトケチャップを積極的に摂取したいところですが、トマトケチャップには、生のトマトには含まれていない塩分が含まれています。塩分の1日の摂取は10g以下が推奨されており、ケチャップ大さじ1杯あたり約0.5gの塩分が含まれています。最近では減塩タイプのケチャップも販売されているので、塩分量が気になる方におススメです。