トマトソースとは

トマトソースとは、南イタリア料理の基本となるソースで、イタリア語では、サルサ・ディ・ポモドーロ(salsa di pomodoro)もしくはサルサ・ポモドーロ(salsa pomodoro)と言われています。イタリア語で「サルサ=ソース」「ポモドーロ=トマト」「ディ=~の」と言う意味です。サルサ・ポモドーロ・フレスカ(salsa pomodoro fresca)は「フレスカ=新鮮な」という意味なので生のトマトを使用したトマトソースになります。

名前の由来

イタリア語でのサルサ・ポモドーロのサルサ(ソース)は、通常の野菜や果実などを醗酵させて作ったソースのことではなく、サラダのように細かくカットした野菜を混ぜ合わせたフレッシュな食感のある調味料のことを言います。1959年のキューバ革命でラテンミュージシャンが、ソウルやジャズなど色々な要素を混ぜ合わせた新しい音楽を創りました。それがサルサミュージックです。ソースのサルサは、この「色々な材料をごちゃまぜにして作るもの」から名前が生まれました。

基本のトマトソースの作り方

トマトソースは既製品でも販売されていますが、ご自宅でも簡単に作ることができます。トマトソースの基本的な材料は、ホールトマト・香味野菜(玉ねぎやニンニク)・オリーブオイル・ハーブ(オレガノやバジル、ローリエなど)です。トマト煮の缶詰にはホールタイプとカットタイプの2種類がありますが、ホールトマトを使いましょう。また、トマトの品種は、細長いサンマルツァーノ種がソースの向きのトマトの品種になります。作り方は、最初に玉ねぎとニンニクは細かいみじん切りにし、多めのオリーブオイルで弱火で炒めます。玉ねぎにうっすら色が付いたら火を止めてホールトマトを丸ごと投入しハーブを加えます。煮立ったら弱火で20~30分煮て、トマトを潰し塩・胡椒で味を整えて完成です。

トマトソースの使い方

基本のトマトソースから色々なパスタソースにアレンジすることができます。唐辛子を加えればアラビアータ、オレガノを加えればマリナーラ、アサリを加えればボンゴレ・ロッソ、魚介類を加えればペスカトーレができます。パスタソースだけでなく、ピザソースやグリルした肉や魚のソース、ロールキャベツなどの煮込み料理、ブイヨンやコンソメで薄めてスープにもなり、トマトソース一つで料理の幅が広がります。

まとめ

トマトソースは長時間煮込むことで酸味が弱まりますが、トマトの酸味は熱に強いクエン酸なので、酸味が苦手な方は玉ねぎの量を増やしたり、最後に砂糖を加えてみると味が落ちつきます。作るときは多めにまとめて作り、小分け冷凍しておけば時短にもなりおススメです。ぜひ色々な料理に活用してみてください。