トマトピューレとは

トマトピューレとはトマトを煮込み、裏ごしをしたもの。さらに煮詰めて濃縮したものを言います。ピューレ(

puree

とはフランス語で野菜や果物を裏ごしし、とろみのある半液体状にしたものを指します。基本的には水とトマトだけを煮込んだものなので味は付いていません。

トマトピューレとトマト缶の違い

トマトピューレは完熟トマトを裏ごしして煮詰めたものに対し、トマト缶は生のトマトを缶詰にしてから加熱したものになります。加熱処理しかされていないので、トマト缶は安価です。トマトピューレは3~5倍程加熱濃縮されているので、旨みとコクがあります。

トマトピューレの栄養価

トマトの赤い色素成分であるリコピンは、若返りのビタミンと言われているビタミンEの100倍もの抗酸化作用があります。抗酸化作用とは、血管や細胞などの酸化による動脈硬化、生活習慣病を防ぎ、アンチエイジングに効果があるとされています。リコピンは加熱することで吸収力が高まるので、トマトピューレを使って料理を作れば効率よくリコピンを摂取することができます。

トマトピューレの作り方

既製品でも販売されていますが、用意する材料はトマトだけなので、意外と簡単に作ることができます。基本的な作り方はザク切りにしたトマトを30分程煮詰めます。時々トマトを木べらなどで潰すとトマトから水分が出てきます。裏ごし器を使って皮や種と取り除きます。漉したトマトを鍋に戻してさらに煮詰めていきます。中火で全体の2/3程度の量になるまで煮続けます。煮詰まったら煮沸消毒した瓶に入れて完成です。

トマトピューレの使い方

パスタやピザなどのイタリア料理には欠かすことができないトマト。トマトピューレは、トマトの酸味・旨み・コク・甘味のバランスが取れた調味料なので、スパイスや他の調味料と合わせてソースを作ったり、煮込み料理、炒め物など色々な料理の味付けにプラスすることができます。トマトピューレを使ってカレーを作れば、すでにトマトが濃縮されているので煮込み時間が短くても深みのある味わいを出すことができます。トマトピューレを使えば時短にも繋がります。

まとめ

既製品のトマトピューレには塩が入っているタイプもありますが、無塩タイプのトマトピューレを使えば、お好みの塩分量に調整できるので、健康志向の方には使い勝手がよい調味料と言えます。トマトに多く含まれるリコピン酸は2週間以上摂取し続けると、コレステロール値が下がるという研究結果もあります。個人差はありますが、トマトピューレで効率よくリコピンを摂取したいですね。