ニンニク油とは

ニンニク油とは、ニンニクを植物油で素揚げし、香りを油に移しこんだ香味油の一種で、他にもネギ油やラー油、バジル油などがあります。料理に使うことで風味が豊かになります。

ニンニク油の種類

ニンニク油は、オイルに生のニンニクを漬け込むタイプ、フライパンでニンニクとオイルを熱して作るタイプ、ニンニクを焦がして作るタイプの3つに分けられます。生のニンニクのオイル漬けは、ニンニクの香りやエキスがゆっくりと油に移るので時間がかかりますが、味わいは非常にまろやかで長期保存することができます。熱して作るタイプは、ニンニクを加熱することでニンニクの香ばしい香りが強く立ち、料理に使うとパンチのある味わいを楽しむことができ、短時間で作ることができます。油は熱すると酸化が進み、風味が落ちるので長期保存には不向きです。焦がしニンニク油はマー油とも呼ばれ、真っ黒な色が特徴的な油です。先に挙げた2種類とは材料が異なり、ニンニクと植物油の他に背油や長ネギ、玉ねぎを使います。単体で口にすると苦いですが、ラーメンに入れると味が格段に美味しくなる調味料です。

ニンニク油の効能

ニンニクは、古来より薬として栽培されており疲労回復に効果的です。ニンニクの臭いの元となるアリシンが分解してできるアホエンという成分には、脳を活性化させ脳年齢を若返らせる効果があります。アホエンはオイルを使った調理法でしか摂取することができません。

アホエンオイルの作り方

脳の活性化だけでなく、美肌やガン予防、心臓病予防にも効果があるアホエンオイルは、手間は多少かかりますが簡単に作ることができます。オリーブオイル300CCに対してニンニク1個使用し、ニンニクは刻んでおきます。鍋で湯を沸かし、オリーブオイルを入れた耐熱性のコップを湯煎にかけます。オリーブオイルの温度が70~80℃位になったら、ニンニクを入れて冷まして完成です。ポイントは、オリーブオイルの温度を100℃にしないことです。

ニンニク油の使い方

ニンニク油は、炒めものや肉・魚を焼くときに使うだけでなく、サラダのドレッシングやバターの代わりにパンにつけても美味しいです。中華料理だけでなく、アヒージョやパスタソースなどイタリアンやスペイン料理との相性も抜群です。どんな料理にも合わせることができる万能調味料です。

まとめ

市販品はニンニクが漉されているものが多いですが、ご家庭で作れば刻んだニンニクを一緒に使い、バーニャカウダソースやアイオリソースなどを作ることができます。上品な料理には上澄みの油だけ、パンチのある味付けにしたいときはニンニクを一緒に入れるなど、料理の内容次第で使い分けることができます。唐辛子やハーブを入れれば、一味違ったニンニク油を楽しむことができます。