結晶塩

結晶塩とは

結晶塩とは通常の塩の粒の大きさを、より大きなサイズにまで結晶を作り上げた塩のことを言います。製造の方法はそれぞれの製造所により多少の違いはあるようですが、もっとも分かれるポイントは合成された塩を使った結晶塩なのか、天然の塩を使った結晶塩かというところです。

日本ではまだ歴史は浅い

塩はもともと結晶ではありますが、結晶塩というのは結晶の大きな粒の塩です。日本で古くから使われている塩ももちろん塩の結晶ですが、結晶の大きさは結晶塩の大きさとは比べ物になりません。ただし、結晶塩といっても「どのくらいのサイズの塩の結晶は結晶塩」というようなはっきりとしたラインはなく、あいまいなところではあります。

結晶塩は日本料理よりもおもにヨーロッパ方面での料理などで使用されることが多かったようです。

合成結晶塩と天然結晶塩の違い

合成結晶塩とは人工的に合成された塩で精製などを行っています。塩化ナトリウム濃度が非常に高いのですが、マグネシウム・カルシウム・カリウムなどのミネラル成分はほとんど含まれていません。そのため高血圧の原因となる可能性があります。

一方、天然の結晶塩はミネラル成分を豊富に含んでいるため、摂取しても高血圧などの原因となりにくいのが特徴です。

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パスタなど少しずつ味を染み込ませたい料理に最適

パスタ麺をお湯で茹でるときにはパスタ麺をゆでる直前か、麺を入れた直後に塩が使われているのはご存知だと思います。自宅で作る時でも塩を入れてあるのではないでしょうか。その時に使用するとよいのが結晶塩だといわれています。結晶の小さな塩だとお湯に入れるとすぐに溶けてしまいます。すぐに塩分濃度が高くなってしまうとパスタの表面には塩味が強くつきますが、パスタの中心まではあまり浸透しないそうです。

しかし、大きな結晶塩を入れることで溶けるのに時間を要するので中心まで少しずつ味が染み込んでいくことができるというのです。

日本料理にはあまり向いていないか。使うなら洋食。

日本料理で塩を使うときには下味をつけたり塩をまぶしたりという使い方がほとんどだと思います。しかし焼き魚やお肉などに結晶塩を使っても溶け切らずに大きな結晶塩が残ってしまうでしょう。また塩味も強くなりそうです。煮魚などに塩を使うにしてももともと味も染み込みやすいのでわざわざ結晶塩を使くこともないでしょう。

やはり結晶塩は少しずつ味を染み込ませたい料理に合うように感じます。洋食を中心に作る家庭であればぜひ購入して使われてみてはいかがでしょうか。