西洋タンポポとは

春先の庭や道端に咲いているタンポポ、日本人なら誰もが見たことはあるのではないでしょうか。
ダンデライオン、ダンディリオンなど様々な別名がありますが、今回着目するのは同じタンポポでも「西洋タンポポ」です。何処にでも咲く何でもない野草…ですが、最近この西洋タンポポの知られざる効果が注目され始めているのです。
西洋タンポポはヨーロッパ原産キク科タンポポ属の多年草で、帰化植物です。日本に元々ある在来種とは総苞(そうほう。花を包み込んでいた葉の部分)が異なります。在来種に比べて生育ができる場所が多く、また繁殖力も高いため、昨今では西洋タンポポのほうが見かけることが多くなりました。しかし、西洋タンポポが在来種を駆逐したわけではなく、在来種の生息する割合が減っただけで、地域によっては在来種のほうが多く見られる場合もあります。

西洋タンポポの効能

元々ヨーロッパ地方では西洋タンポポは第一級の薬草として考えられており、根の部分は生薬として古くから利用されてきました。
花にはルテインが含まれていますが、このルテインは紫外線やブルーライトが目に入ることによって発生する活性酸素を防ぐ効果があります。スマートフォンやパソコンを長時間使用する現代人には欠かせない栄養素です。
葉にはビタミン群、鉄分などが含まれているほか、カリウムを多く含んでいるので高い利尿作用があります。ゆえにフランス語ではタンポポをおねしょという意味の「Pissenlit」といいます。不要な水分や老廃物を尿として排出することができるので、むくみにも効果的です。
そのほか、オリゴ糖の一種であるイヌリンには消化不良やお通じを良くしたり、お肌の調子を整える効果もあります。

タンポポコーヒーとは

カフェインの摂取を控えなければならない妊婦さんや、授乳中のお母さんにオススメなのがタンポポコーヒーです。香り・味はコーヒーのような香ばしさがありますが、タンポポの根を焙煎して作られるためカフェインは含まれていません。母乳の出が良くなったり血行が良くなって冷え性の改善になります。カフェイン制限で大好きなコーヒーやお茶を我慢してるお母さんたちのリラックスタイムに最適だといえますね。

まとめ

春の訪れを感じさせる身近な植物タンポポ。そのタンポポにこんな色々な効果があるとは驚きです。タンポポコーヒーは市販されてるほか手作りすることもできるので、体調を崩しやすい季節の変わり目などはコーヒーや紅茶の代わりにタンポポコーヒーに切り替えてみるといいかもしれませんね。