鮮蝦抽

(シェンシャーチュウ)

鮮蝦抽とは

鮮蝦抽とは中国の特級の濃口しょうゆにエビを加えることでコクをさらに加えたようなしょうゆです。広東省の特産品として生産されています。

鮮蝦抽の特徴

中国の?油はほかのアジアの国のしょうゆと比べると、比較的日本の一般的なしょうゆと味が似ているといわれています。とくに日本の濃口しょうゆと中国の濃口しょうゆは味や香りが似ていると言われています。鮮蝦抽はそんな中国広東省の濃口しょうゆにエビをくわえているということなので一般的なしょうゆとは明らかに香りや風味が違うのはもちろんですが、やはり味・旨みもなおのこと違いがでてきます。エビ特有の風味が絶妙に調和しており、香りを楽しむことはもちろんですが、一般的なしょうゆとは違った味を楽しむことができるのが特徴です。

鮮蝦抽の歴史

中国で初めてしょうゆが作られたのは諸説ありますが、古いものでは紀元前から作られて使用されていたというものがあります。日本でのしょうゆの始まりは?からなのですが、やはり中国でもしょうゆができるまえは?と同じような調味料が始まりだったと言われています。当時の?は現在のような形状ではなくもっとどろどろとしたものだったそうです。味噌・?をしばらく放置していると樽の底に液体が出てきており、その液体の味がとても好評だったことから現在のような液体しょうゆが出始めました。

鮮蝦抽の原型となるものがこのしょうゆです。このしょうゆをベースにして薄口しょうゆや濃口しょうゆ。そして鮮蝦抽が作られるようになりました。

鮮蝦抽の使い方

本来の製造国である中国・広東省では鮮蝦抽は主に和え物の味付けに使用されることが一般的です。日本での鮮蝦抽の流通はほとんどありませんが、中国料理店などでは当然一般的に利用されており、やはり中華料理全般に使用することが向いているようです。日本では独自のしょうゆがあるのであまり需要はありませんが、シュウマイなどのかけ醤油としても相性がいいようです。

まとめ

これまでは和食をつくる時はもちろん日本のしょうゆを使っていたのですが、中華料理などをつくる時も当然のように日本のしょうゆばかりを使用してきていました。今回のことで中華料理を作るのであれば日本のしょうゆを使うよりも、中華料理なら中国のしょうゆや、その他の中国の調味料を使った方が雰囲気もそうですが、味のほうもより中華料理らしくなるのではないかと考えました。調味料をそろえるのも大変ですが、料理に似合わせて調味料もその国の物を使ってみるのもいいかもしれません。