科目:ゴマ科ゴマ属

原産地:栽培ゴマはインド。野生種のゴマ科植物はアフリカ大陸に多く自生。

■ゴマは日本人の食生活に密着した食材

私たちの食生活には欠かせないゴマは、鞘に入った種子を取り出して洗って乾燥させたものです。生のままでは風味が良くないので、通常は炒ったり、すり鉢で擂り潰したものを薬味としてかけたり、他の食材と和えて食べます。ゴマには、ほのかな甘味のある白ゴマ、香りが強くコクがある黒ゴマ、香りが良く味が濃厚な金ゴマなどの種類があります。

■ゴマは太古の昔から伝わる食材

6000年以上前からアフリカのサバンナ地帯で栽培されていたのが起源で、そこから、インド、エジプト、中国など世界 各国に広まっていきました。古代エジプトでは、食用はもちろん、灯火用の油、香料、防腐剤等に使われ、インドに古来から伝わる医学(アーユルヴェーダ)で体にゴマ油を塗って治療に使ったという記録が残されています。

日本にも縄文時代から栽培されていたという説や奈良時代に栽培され始めたという説があるように、かなり古くから食用目的で栽培されていたようです。

■ゴマは、味良く栄養豊富な優秀食材

ゴマは、炒りゴマ、摺りゴマ、練りゴマ、ごま油など色々な状態で使用することが可能なため、色々な料理にオールマイティに使うことができます。炒め物に混ぜて風味を増したり、和え物に使ったり、クッキーやケーキなどに混ぜても香ばしくおいしくいただけます。

ゴマは、古くから人々に重用されてきただけあって、栄養素も豊富に含まれています。ゴマには、美肌に必要な栄養素が豊富に含まれており、また、ビタミンCとゴマを一緒に摂取すると体内でコラーゲンを生成しやすくなります。アーユルヴェーダでごま油を塗ることもありますから、体外からも美肌効果を期待できます。また、ゴマに含まれるゴマリグナンは肝臓で脂肪を燃焼する働きがあるため、ダイエットにも有効です。ゴマに多く含まれるポリフェノールは、脳に害を及ぼす活性酸素を抑える作用があるため、アルツハイマー予防や脳血管性認知症の予防にも効果を発揮します。

■もっとゴマを活用しよう!!

古くから私たちの生活を支えてくれたゴマは、栄養素の宝庫です。毎日、大匙1?2敗のゴマを食べるだけで、美肌、ダイエット、アルツハイマー予防だけでなく、便秘解消、貧血の改善など数えきれないほどの効果を私達にもたらしてくれるでしょう。

また、他の食材との相性も良く、相乗効果でより栄養素を吸収させやすい形にしたりする働きもありますので、興味のある方は、他の食材との相性も考えて日々の食生活に取り入れてみるとよいでしょう。