科目:シソ科ハナハッカ属

原産地:地中海沿岸地方

別名:ワイルド・マジョラム、ハナハッカ(和名)

■「山の喜び」と表現される香り

オレガノのほろ苦い清涼感のある香りは「山の喜び」と表現され、古くから地中海沿岸の人々に親しまれてきました。葉は、生もしくは乾燥させて香辛料として使われます。生葉よりも乾燥させたほうが香りが立ちます。トマトやチーズと相性が良いため、イタリア料理やメキシコ料理などで良く使われます。花はポプリの材料として利用されます。

■古代の料理本にも登場!?

オレガノが使われ始めたのは意外に古く、紀元前4000年のエジプトまで遡ります。ミイラを作る時に、アニス、クミンなどの他のハーブと一緒に使われていたそうです。また、古代ローマの料理本にも「ソースをおいしくするスパイス」として紹介されているそうです。近代では、スウェーデン山地でエールにオレガノを入れて酸化防止とアルコール度数を上げる目的で使われたという記録も残っています。

■オレガノで簡単イタリアン!!

オレガノをバジルやガーリックと合わせて使うと、たちまち本格派イタリアンの香りを演出できます。トマトと合わせてパスタソースにしたり、マトンなどの少し癖のある肉の臭み消しにもとても有効です。ソテーやムニエルなどのオイルベースの料理とも相性が良いため、非常に使い勝手の良いスパイスと言えるでしょう。

オレガノの効能はというと、胃腸の調子を整え、消化を促進する作用があるため、食べ過ぎてしまった場合に、オレガノをハーブティにして飲むとスッキリします。また、疲労回復にも優れた効果を発揮します。鎮静作用もあるため、気持ちを落ち着かせてくれたり、神経性の頭痛、生理痛、筋肉の痙攣の緩和や咳を鎮める効果があります。

■自家製ハーブにチャレンジ!!

オレガノは、生でももちろん食べられますが、乾燥して置いておくと香りも良くなり、手軽に使うこともできます。比較的育てやすいハーブなので、ご家庭でも十分栽培していただけます。乾燥の仕方は、基本的には自然乾燥がおすすめです。収穫したオレガノを束ねたり、洗濯ネットなどに入れて、陰干しでゆっくり乾燥させていきます。天候にもよりますが、1?2週間たつと、手で簡単に葉がバリバリと砕けるようになります。ビニール袋などに入れて、外側から手でしっかりと揉むようにして葉を砕いていきます。瓶などの密閉容器に入れておけば、使いたい時にすぐお手製ハーブが使えますよ!!