科目:カイエン種

原産地:中南米

別名:カイエンヌペッパー、チリペッパー

■最強の辛さを持つカイエンペッパー

カイエンペッパーはカイエン種の真っ赤に熟した赤唐辛子のことですが、チリペッパーの別名として呼ばれることもあります。カイエン種のカイエンペッパーは、チリパウダーの2倍以上の辛みを持つ最強の香辛料です。味はほとんどなく、強い辛味だけがあるため、料理に辛さだけ足したい場合によく使われます。

■実は世界中で使われているスパイス!!

カイエンペッパーは、メキシコなどの中南米諸国や、南米の国々で主に生産されており、これらの国々での消費量が多いのは当然ですが、ヨーロッパや中東だけでなく、遠く離れたインドではガラムマサラ、アジアのタイ料理、韓国のキムチ等、世界中で引っ張りだこのスパイスです。それは、味がほとんどなく辛味だけを追加してくれるというカイエンペッパーの特性によるところが大きいでしょう。

また、食べ物だけでなく、インドではアーユルヴェーダの材料として、中国では漢方薬の一種としても使われていて、何千年もの歴史がある食べ物なのです。

■ダイエットに有効な二大効果!!

カイエンペッパーは、ダイエットにも非常に有効な食材です。それはカイエンペッパーの有効成分である、カプサイシンの二つの効果によるものです。まず、一つ目の効果として代謝の向上が挙げられます。カプサイシンを摂取すると、その後4時間代謝が向上することがわかっています。また、全身の血管が広がることで血流量が増し、脂肪を分解して流れやすくすることができます。その結果、脂肪の燃焼効率が上がり痩せやすい体質になるのです。

二つ目は、食欲を抑える働きです。カイエンペッパーの強烈な辛さが食事に加わることで、食欲を低下させて食べ過ぎを予防することもできるというわけです。辛いものが得意な方には、こちらの効果は期待できないかもしれませんが、代謝は間違いなくアップしますよ!!

■低カロリーで栄養豊富な優良食品

カイエンペッパーのカロリーは、小さじ1杯(5グラム)でわずか17キロカロリーです。ちょっと意外なのは、5グラム中の約30%が食物繊維ということです。ビタミン類も豊富に含んでいて、ビタミンAは1日に必要な量の40%、他にはビタミンC、ビタミンE、ビタミンB6、ナイアシンが含まれています。ミネラル類も豊富で、カルシウム、鉄、マグネシウム、リンやカリウム、亜鉛やセレンも含んでいます。栄養豊富でダイエットにも有効なカイエンペッパーを使わない手はないですね!!