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■インドのおふくろの味の素

日本では、ご家庭でカレーを作る場合は、手軽に使える既成のカレールウを使う方法がほとんどだと思いますが、カレーの本場、インドでは、ターメリック(ウコン)、トウガラシ等数十種にのぼる香辛料を配合し、各家庭でオリジナルにカレー粉を作っています。カレー粉を構成する大切な要素は、「辛み」、「味」、「香り」、「色」ですが、それぞれ「辛み」には、カイエンペッパー、胡椒、ニンニク、ショウガ等が使われ、「味」と「香り」はクミン、コリアンダー、クローブ、シナモン、カルダモン、ナツメグ。オールスパイス、キャラウェイ、フェンネル、フェヌグリーク等が使われます。また、「色」にはターメリック(ウコン)、サフラン、パプリカ等が担当します。これらたくさんのスパイスを焙煎し、粉末にして調合したものがカレー粉になります。

■世界の国民食に!!

インドの家庭で食べられていたカレーが世界中に広がり、国民食になるほどの存在になったのは、18世紀頃にインドからイギリスに導入され、イギリスにクロス・アンド・ブラックウェル社が一般向きに販売したところ、爆発的な人気を博し、イギリスの家庭料理に「カレー」が登場するようになりました。このイギリス式のカレーは明治時代に日本に伝わり、現在では国民食にまでなっているのは説明するまでもないでしょう。

■カレー粉はたくさんのスパイスの良いとこどり!!

カレー粉が、たくさんのスパイスが混ざり合ってできているという事はご説明しました。つまり、カレー粉を構成するスパイスの効能のすべてが、カレー粉には含まれているということです。具体的にカレー粉の効能を見ていくと、カレーの「色」を作っているターメリックは別名ウコンと呼ばれ、漢方では肝臓に効果があると言われています。二日酔い対策でよく名前を耳にする漢方ですよね。「香り」と「味」を構成するシナモンは、「肉桂」と呼ばれ、咳止めの効果があります。クミンは漢方薬の胃薬では欠かすことのできないスパイスです。

また、美容面から言うと、カレーの「辛み」を構成するカイエンペッパーに含まれる赤唐辛子は脂肪を燃焼させ、発汗作用もあるため、ダイエットには非常に効果的です。ショウガは体を温める効果がありますので、こちらも燃焼体質をつくることに一役買ってくれます。代謝が良くなり、発汗作用が働くと、お肌にもいい効果が期待できます。このように、健康と美容の面から見て、カレー粉は優秀食材なのです!!