科目:シソ科イヌハッカ属

原産地:ヨーロッパ、南西アジア

別名:イヌハッカ、チクマハッカ

■猫の大好物!!

キャットニップは猫が好む香りを持つハーブで、猫を陶酔状態にさせます。猫にとってはマタタビと同じような効能を持った植物なのです。キャットニップの葉を入れたぬいぐるみは、猫の格好のおもちゃになります。これだけ猫との関係が深いと思われる植物ですが、和名は「イヌハッカ」という非常に面白い植物です。

葉、茎ともに軟毛に覆われていて、全体に強い香りがあります。 茎の先端に小さな白色や淡い藤色の花をたくさん咲かせます。ハッカのような爽やかな香りで、キャットミントと呼ばれることもあります。

■眠気を誘うハーブ

キャットニップは、葉っぱの部分をスープに使ったり、サラダなどのドレッシングや香りづけとして使います。食べると自然な眠気に誘われると言われています。風邪、胃腸障害、発汗、精神安定、頭痛、湿布薬、消化促進などに効果があります。強い発汗作用があるため、特に風邪の発熱時に効果があります。また、キャットニップには月経を促進する効果がありますので月経前症候群の治療にも用いられます。

ただし、注意点として、 妊娠中、授乳中の方は飲むのは控えましょう。過剰摂取も、頭痛や嘔吐の危険性があるため注意が必要です。

■猫と一緒に楽しむハーブ

猫と人が一緒に楽しめるハーブとしてはキャットニップが唯一かもしれません。猫も人も摂り過ぎには注意が必要ですが、ほっとリラックスしたい時や、風邪の予防に、ご自宅で育ててみるのもいいかもしれません。育て方で注意したいのは、植える場所と湿度です。キャットニップは一株でも大きくなりますので、周りに植えるものに気を付けましょう。湿った土を好むため、水やりはこまめに行う必要があります。キャットニップはコンパニオンプランツとしても優秀で、イチゴの周りに植えると鳥害を防ぎます。また、アブラムシ、甲虫類の被害を減らすので、野菜の間に植えると良いでしょう。 ミツバチも寄ってくるため、受粉効果も期待できますよ。