科目:コショウ科

原産地:インド

別名:緑コショウ(和名)

■色の違いは収穫時期の違い!?

コショウは、同じ果実でも、収穫時期や製法の違いにより、ブラックペッパー、ホワイトペッパー、ピンクペッパー、グリーンペッパーというように、色とそれに応じて名前が変わります。風味も若干異なり、グリーンペッパーはまだ未熟な状態で収穫されるため、フレッシュでさわやかな香りとパンチの効いた強い辛みが特徴になります。

■金と同価値のスパイス!!

インドでは、紀元前2500?3000年頃からコショウが使われていました。紀元前4世紀ごろにはヨーロッパに伝わり、単なる香辛料としてだけでなく、食材の保存用や民間薬としても利用されていました。1世紀頃のローマ時代の記録には、金とコショウが同価値で取引されていたという記録も残っています。中世になると、ヨーロッパにおけるコショウ人気は更にヒートアップしました。長い航海や十字軍遠征で保存食が必要になり、食材の保存のためにコショウが必要だったという時代背景もコショウ人気を後押ししたのかもしれません。

日本には、中国を経由して700年代頃に伝来し、正倉院の御物にも納められています。当時は生薬として使用されていましたが、平安時代に入り調味料として使われるようになりました。1500?1600年頃、唐辛子が伝来するまでは、辛味調味料はコショウをおいて他には存在しなかったため、幅広く利用されていました。うどんの薬味にもコショウが使われることがあったそうですよ。

■グリーンペッパーでさわやかな辛味を!!

コショウの中でも、敢えてグリーンペッパーを使う料理には何があるでしょうか?グリーンペッパーは他の種類のコショウに比べて、爽やかな辛みが特徴になります。また、美しいグリーンをしているので、それを活かして、彩りを添えながらペッパーの風味を追加できるように、料理の仕上げにトッピングとして使うと良いでしょう。ステーキなどのお肉のソースに加えたり、マカロニサラダなどに混ぜるといいアクセントになって美味しいですよ!!