サフランは鮮やかな黄色と魅惑の芳香を出すパエリアやブイヤベースにはお馴染みのスパイスです。
サフランに馴染みがない方でも家庭で簡単にサフランが楽しめるサフランライスの活用法を7つまとめました。
まずはサフランを知るところから始めてみてはいかがでしょうか。
さっそくご覧ください。
目次
サフランとは
サフランと南ヨーロッパが原産地のアヤメ科の植物です。
鮮やかな黄色と魅惑的な香りを出すすぱいすであり、利用される部分は1つの花から3本しかとれない雌しべです。
例えていうなら、100gのサフランをとるのに5万本の雌しべが必要なわけで、1年に1度2週間ほどしか咲かないサフランだからこそ、その手間などから高価なスパイスとなっています。
サフランの効能
サフランの成分であるサフラナール(香り成分)、クロシン(水溶性の黄色色素)、ピクロクロシン(無色の苦味成分)、また栄養素であるカロテンやビタミンB₁B₂も豊富で以下の効果があるとされています。
・発汗促進作用
・抗酸化作用
・記憶障害改善効果
・血行促進作用
・通経作用
婦人科系の様々な不調に効果的とされていますが、子宮収縮作用もあるため妊娠中には摂取量に注意が必要です。
これらの効果により生薬として使われてきた歴史があります。
サフランライスの炊き方
ご家庭の炊飯器で炊く簡単な方法です。
本来ならバターやオリーブオイル、塩が入りますが後でアレンジしやすい様にここでは入れません。
(材料)
米2合、玉ねぎみじん切り1/2こ分、サフランひとつまみ
①米を研ぎ、炊飯器に米と水を通常通りに入れ、サフランと軽く混ぜて30分~1時間程浸水させておきます。
②その間に玉ねぎを粗みじん切りして、レンジで玉ねぎが柔らかくなるくらいチンします。
フライパンに少量の油をひき、玉ねぎを甘みが出る優しいきつね色くらいまで炒め粗熱を取っておきます。
③②を加え炊飯器で炊きます。
大量に制作してサフランライスが温かいうちに平たくラップに包み、冷凍保存しておくのも便利です。
サフランライスを使って家庭で楽しむ活用法7選
サフランライスのみ
・カレー
いつものご家庭で作るカレー、バターチキンカレー、キーマカレーなど魅惑的な香りの鮮やかな黄色いサフランライスはカレーと相性抜群の定番の食べ方です。
・シチュー
サフランライスとシチューを半々に盛り合わせてシチューオンサフランライスにすれば色見も楽しいです。
・トマト煮込み
トマトの酸味のある甘さとサフランライスが合います。
チキンやハンバーグをトマト煮込みにしてワンプレートに盛ればプレート風でおしゃれになります。
サフランライスをアレンジして食べる方法
サフランライスを簡単アレンジできます。
・パエリア
あらかじめサフランライスができている場合の「パエリア風」をご紹介します。
オリーブオイルでみじんニンニクを香りだし程度に炒めて、好みの野菜を軽く炒め、掃除したエビや砂抜きした貝類を入れ、白ワインで蒸し焼きにします。
貝が開いたらこれそれらを一旦綺麗に取り出して、オリーブオイルを薄くしき、温かいサフランライスを適量広げたら食材を綺麗に乗せ蓋をして弱火にかけてかるくおこげを作ってカットレモンやパセリ、カットしたミニトマトを散らしてきましょう。
・ピラフ
お好きな具でピラフにアレンジできます。
バターを使い、温かいサフランライスをフライパンであおるのがポイントです。
・ライスコロッケ
サフランライスに粉チーズを混ぜてころころ丸めたらパン粉付けして揚げましょう。
ケチャップやトマトソース、デミグラスソース系、をかけても美味しいです。
・ドリア
サフランライスにお好きな具材を炒めて乗せてから、ホワイトソース、ミートソースをたっぷりかけてチーズをふってオーブンやトースターで焼いて食べましょう。
サフランライスは栄養も香りも色見も魅力的
サフランは栄お値段は高いですがその高貴な味わいや色合い、栄養は家庭料理にも取り入れたいスパイスです。
いつもの白いご飯をたまにはサフランライスにして料理をもっと楽しんでみてはいかがでしょう。