アヤメ科サフラン属の植物の、めしべの部分だけをスパイスとして利用する「サフラン」。300個の花から1gしか収穫できず、すべて手作業で行われるため、世界一高価なスパイスと呼ばれています。しかしごく少量で特別な香りと色合いを楽しめるため、あまり量を使わないという利点があります。

そんなサフランを使うことで、どのような薬効が得られるのでしょうか。サフランの薬効と合わせ、効果的な使い方をご紹介します。

色付けスパイス・ターメリックとサフランの使い方の違い

料理に鮮やかな黄色を色づけるターメリックは、しばしばサフランの代用として用いられます。このふたつのスパイスは色素成分の性質に違いがあるので、それぞれ使い方にコツがあります。

サフランの色素成分・クロシンは水溶性なので、水やお湯に20分ほど漬けておくことで、目にも鮮やかなキレイな色合いを抽出することが出来ます。

一方ターメリックの色素成分・クルクミンは油溶性。炒め物など、油を使う調理に利用することで鮮やかな黄色を発していきます。

ふたつのスパイスは香りの特性も違い、ターメリックは根茎らしい大地に根差した土のような香り、サフランは花のめしべ由来の草木のような香りの奥に花の持つ爽やかさを感じます。それぞれの特性を生かした使い方をマスターしましょう。

サフランのご飯は女性の味方

サフランの水に溶けやすい性質を活かして、パエリア・サフランライス・リゾット・ピラフなどの炊き込みご飯に幅広く利用できます。

使い方も簡単で、サフランを20分ほど漬けて抽出したサフラン水を、サフランごと加えるだけ。しかも使う量はひとつまみなど、ごく少量です。

サフランは漢方薬に利用されるほど、特に女性に嬉しい効果があり、更年期障害・頭痛・めまいの緩和に効果を発揮します。炊き込みご飯はこの成分をたっぷり吸収していますので、中年期の女性にオススメのメニューです。

スープに加えて風味&スパイス効果UP!

サフランは血管を広げ血流を良くする効果があるので、ブイヤベースや鍋などの温かいスープ類に加えることで、身体を芯から暖めてくれます。独特の香りは魚介類に相性抜群。あさりのスープに加えると、鮮やかな色合いと香りを楽しみながら冷え性解消に効果的です。

また、ローリエ・オレガノ・バジル・マジョラムなどのハーブとの相性も良いので、スープにこれらのハーブを加えることで消化・代謝促進効果も得られ、血流促進効果との相乗効果で身体全体の機能向上に役立ちます。

サフランティーで女性の不安を解消

サフランは古くから女性ホルモンによる不調を改善する効果があると言われています。鎮静作用・抗酸化作用があるので、これらの作用から月経不順・不眠症改善・PMS緩和・老化防止に効果を発揮します。

寝る前にサフランティーを飲むことで、少しずつ効果が得られますが、サフラン独特の香りとほろ苦さが苦手な方は、レモンバーム・カモミールなどとブレンドしたハーブティーにすると飲みやすいと思います。

高貴なスパイス・サフランで輝きを手に入れる!

サフランは女性にやさしい効果をもつだけでなく、華やかな色合いからも女性に元気を与えてくれます。

仕事に家庭に、忙しい毎日を送る現代女性にほっとひと息。使い方に工夫をして、女性としていつまでも元気に輝きましょう。