スパイシーなカレーを食べたいけど、こう暑くては台所に立つのも億劫になりがちです。そこでレトルトカレーにプラスするだけで、香りや風味が復活するちょい足しスパイス・ハーブを紹介します。

香りのミックススパイス・ガラムマサラで極上の香り!

カレーの仕上げに使われるガラムマサラは、カレー粉からチリペッパーなどの辛味スパイスやターメリックなどの色味スパイスを入れずに、スパイスの香りをプラスするもの。カレーを作る際に、調理の最初の段階で加えられるスタータースパイスは、煮込んでいくと香りがやや飛んでしまいます。それを補うために調理の仕上げの段階に加えられるのが、本来のガラムマサラの使い方です。そのため、レトルトカレーを容器にあけ、レンジで温める前にガラムマサラをお好みで加え、よく混ぜて温めるとカレーのスパイシーな香りが広がります。

ガラムマサラを作ってみよう!

スパイスを揃えている方なら、簡単にガラムマサラを手作りすることができます。ガラムマサラに含まれるスパイスはメーカーによって様々ですが、クミン・コリアンダー・クローブ・シナモン・カルダモンなどが含まれています。これらのスパイスをパウダーで混ぜるだけでガラムマサラの出来上がり。

分量は好みですが、クミン・コリアンダーを同量、それより少なめにシナモン、さらに少なめにクローブ・カルダモンを加えるようにするとバランス良くできます。

このスパイスをベースに、ナツメグやフェヌグリークなど、お好きなスパイスをプラスすればオリジナルガラムマサラに!ホールスパイスがあれば、フライパンで乾煎りしてからミルで細かく挽くと香り良いガラムマサラになります。

中華系調味料をちょい足しで、鮮烈な辛味と痺れを!

レトルトカレーに中華系調味料をちょい足しすることで、コクと旨み・シャープな辛味と痺れをプラス。新しい味わいを楽しむことができます。

レトルトカレーを器に移し、辣油・味覇・細かく砕いた陳皮を好みで加え、レンジで加熱したら花椒をふりかけます。これらのスパイスが揃わないときは、花椒と豆板醤を香味油で漬けた「花椒辣醤」を加えることで、四川料理特有の鮮烈な辛味と痺れを楽しめます。

レトルトカレーにトッピング!おすすめハーブ2選

カレーに合うハーブといえば、何と言ってもパクチーではないでしょうか。タイカレーやインド・スリランカのカレーにハーブを合わせるなら、パクチーが断然おすすめです。パクチーをトッピングすることで、ともすると重くなりがちなカレーに爽やかさを与えてくれます。

もうひとつおすすめなハーブはバジルです。特にまろやかな欧州カレーとの相性が良く、微かな刺激と華やかな香りで、レトルトカレーを一気に特別な一皿にブラッシュアップしてくれます。また、バジルはタイカレーにもおすすめ。爽やかな香りは刺激的なタイカレーに負けない強さを持っています。

レトルトカレーに香りの魔法をかけよう!

近年レトルトカレーは地域の特性や名産を活かしたレトルトカレーや、名店が監修した本格レトルトカレーに人気が集まっていますが、香りに関してはどうしてもレトルトではないカレーに負けてしまいます。その香りをスパイスやハーブで補うことで、レトルトカレーとは思えないほど豊かな香りを醸し出します。

香り以外にもカレーに使われているスパイスには、暑さ疲れで低下しがちな食欲を増進し、さらに消化吸収・血行促進などの健康効果が期待できる成分がたっぷり。ちょい足しするコツは、しつこいくらいによく混ぜること。よく混ぜることでスパイスやハーブのなじみが良くなり、レトルトカレーの温めムラも解消されます。暑い夏こそレトルトカレーを食べて、身体に活気を取り込みましょう。