「シナモン・クローブ・胡椒・ナツメグ、4つのスパイスを合わせたような香り」という意味から名づけられたスパイス・オールスパイスは、辛みをつけずに料理に複雑な香りをつけられる、スパイス界の万能選手。その香りはまさに上記4つのスパイスをブレンドしたかのような、とても1つのスパイスから作られたとは思えない複雑な香りがします。

芳醇な香りは食欲増進に効果的。料理の保存にも古くから利用され、おかず・おつまみからお菓子まで利用範囲も広いスパイスです。そんなオールスパイスの使い方を、オールスパイスから得られる健康効果と共にご紹介します。

大人から子どもまで、肉料理にオールスパイス!

オールスパイスは肉料理との相性抜群なスパイスのひとつ。料理の臭み消しから食欲をそそる香りづけまで、調理の全ての段階でその香りを生かすことが出来ます。辛味がないのでお子さまにも安心ですし、消化促進効果があるので油モノが苦手なご年配の方も、料理をさっぱりと食べることが出来ます。

そんなオールスパイスに含まれるオイゲノールには、食欲増進効果の他に強い抗酸化作用があり、活性酸素の発生を抑えてくれます。オールスパイスを日常的に摂ることでアンチエイジング効果・高血圧や生活習慣病予防・糖尿病やガン予防にまで良い影響を与えるといわれています。

複合的な香りで料理をランクアップ!オールスパイスの使い方

オールスパイスは臭み消しから香りづけまで、どんなシーンでも使えます。そのためハンバーグ・ミートローフ・パテなどのひき肉料理にはよく利用されていて、タネをこねる段階でナツメグ・胡椒などと一緒に加えます。

チキンカツや鶏の唐揚げにも下味をつける際、塩胡椒と一緒に加えることで芳醇な香りがつき、油の強い揚げ物も風味良くいただけます。

他にもトマトソースとの相性が良いので、トマト煮込みにローレルやクローブと一緒に加えられ、身体を温め食欲増進に効果的です。

深い香りにほっとひと息・・・オールスパイスのリラックス効果

オールスパイスは果物との相性が良く、防腐作用があるのでジャムやコンポートを作る時に一緒に加えれば、フレッシュなジャムに深みを与え、保存性も良くなります。オールスパイスの甘い香りを活かす使い方で、砂糖の量を減らしても物足りなさを感じることなく、果物の味わいを活かして美味しく仕上がります。

こういった果物を使ったタルトや、ドライフルーツを使ったケーキやクッキーにも最適ですし、複合的な香りを活かしてドーナッツにオールスパイスを加えるだけでも、風味を感じる味わい深い素朴なドーナッツになります。

また、オールスパイスの香りにはリラックス効果があるので、コーヒーやハーブティーに少量ブレンドされることもあります。

オールスパイスは個性あるスパイスをまとめるリーダー

オールスパイスに含まれる成分オイゲノールは、ローレル・シナモン・クローブ・ナツメグ・胡椒にも共通して含まれる成分で、個性的なこれらの香りとオールスパイスを合わせて使うことで、個性をうまくまとめ上げてくれるます。そのため、これらのスパイスを入れすぎてしまった・・・と感じる時は、オールスパイスを加えると個性を和らげることが出来ます。

スパイスの調整役としても深い香りづけにも優れた使い方が出来ますので、スパイスラックに常備しておきたいスパイスとしておすすめですよ。