シナモン

原産地は中国南部からベトナムにかけて、熱帯各地で幅広く栽培されている。香り高く別名”

スパイスの王様

”とも呼ばれることもある。

世界最古のスパイスの1つとも呼ばれ、紀元前4000年頃からエジプトのミイラの

防腐剤

として使われ始めた。
香辛料としてのシナモンは、シナモンの樹皮をはがし皮を乾燥させたもの。独特の香と甘味、そしてかすかな辛味がありカプチーノ等の飲料やアップルパイ、シナモンロールなどの洋菓子の香り付けに使われることが多い。

ローリエ

原産地は、アナトリア半島。

すがすがしい明瞭な芳香

があるので、香り付けに使用される。肉の臭みなどを消す効果がある。欧風カレーやポトフなどの煮込み料理によく使用されている。出汁などにも利用されることは多い。

リナロール、ミルセン、オイゲノール、シネオールなどの精油成分を多く含み、これらが芳香のもととなっている。

カルダモン

原産地はインド南部のマラバール海岸の標高500~1500メートルの湿潤林で自生している。他にもトラヴァンコール地方には200~300キロメートルという広範囲に自生している地域もある。インド以外ではセイロン島、インドシナ半島にも自生している地域があり、いずれも多雨で湿潤な木陰や水辺を好まれる。果皮は無味無臭だが成長とともに黄緑色から褐色に変化します。皮の中には黒っぽい香りのいい種子が多数含まれている。

種子の乾燥品は香辛料として使用され、ガラムマサラなどの混合香味料やカレー料理にはかかせないスパイスのひとつとされている。その他にニンニクや肉料理の匂い消しや菓子、パン・デピスの風味付けに使用されている。チャイの香りづけにも、クローブ、ジンジャー、シナモンとともにかかせないスパイスなのである。また、中近東ではガーワというコーヒーにカルダモンの精油や種子の粉末を加えたカルダモンコーヒーという名のコーヒーがが好まれている。

コリアンダー

地中海東部原産。熟した果実は

レモンの香り

がする。一般的には英語に従って、果実や葉を乾燥させたものを香辛料として「コリアンダー」(coriander)と呼ぶほか、1990年代頃からエスニック料理の店が増えると同時に、生食する葉を指して「

パクチー

」と呼んだ。

プリニウスの博物誌によれば、もっとも良い品質のコリアンダーはエジプト産という記述があり、古代エジプトでは調理や医療に用いられていた。

エスニック料理ブームによって生のコリアンダーの需要が増加してきて、日本国内でも栽培が増え、安易に入手しやすくなっている。また、家庭のプランターなどで栽培するのも簡単である。