ラー油

唐辛子の辛み

ごま油の香り

が特徴の、液体の香辛料です。油に唐辛子の辛みをつけた澄んだタイプのものから、唐辛子などの具が底に沈んだままのタイプのもの、唐辛子以外にさまざまな具の入ったタイプのものまで様々なものがあります。

工業的な製法

山椒・葱・生姜・ニンニク・唐辛子数種を

高温の食用油

に通して作られる。ザルのようなもので一瞬で行われるため、苦味がでることはありません。

一般的な作り方

家庭で作られる場合は、ごま油に唐辛子を主体にした各種香辛料を入れてゆっくり軽く加熱する。手軽で失敗が少ない方法としては七味唐辛子をゆっくり加熱してある程度沸騰する温度になったら火を止め、余熱でゆっくりと辛味を抽出させる方法がある。唐辛子は種を入れると辛味が強くなり、また加熱しすぎると苦味が出るので注意しましょう。

使用例

ラー油は餃子や中華麺料理、炒め物、煮物などによく使われます。
食卓上でお好みで辛みを足すのに使われるほか、調味料と混ぜてつけダレにしたり、料理の風味付けにも活躍します。特にごまだれやポン酢醤油などとの相性も抜群です。
具が入ったタイプのラー油(食べるラー油)は、食感や深いコクが楽しめ、特に辛みが弱いタイプのものは、ごはんや麺料理はもちろん、炒め物、和え物、蒸し料理、鍋、パスタなど、幅広く使えます。

食べるラー油

2009年8月に桃屋が食べるラー油「辛そうで辛くない少し辛いラー油」を発売したところ、品薄状態が続くほど人気になり、2010年3月にエスピー食品が対抗商品として「ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛」を発売する。すると、飲食業界は自らの「食べるラー油」をアレンジしてメニューに出すなど、具入りラー油の製造・販売は活性化の傾向を見せた。ただし、具の入ったラー油そのものは上述の通り古くから中国に存在しており、日本では李錦記の「具入り辣油」が以前より輸入されていた。

カレー粉

国民食のカレーを支えるパウダー製品。

1905年に

ハチ食品の前身(大和屋)

が製造販売を開始しました。

  • 1923年に

    エスビー食品の前身(日賀志屋)

    が製造販売を開始しました。

    それまで「C&B」のカレー粉を使っていた洋食店は、味が変わることを恐れ、これら国産のものになかなか切り替えなかった。国産カレー粉普及のきっかけとなったのは1931年に起きた

    輸入品偽造事件

    で、これによりかえって国産品の評価が高まる結果となった。

    カレー粉は、日本ではかつてカレーライスを作るのに必須の材料だったが、1960年代に即席カレールウが普及するとともにカレー粉の販売量が

    激減

    した。ただドライカレーやカレーピラフその他カレー風味の料理の調味料として一定の需要が保たれており、今でもロングセラー商品の地位を保っている。

    カレー粉の配合は様々ですが、日本で市販されている主なカレー粉は、ターメリック、コリアンダー、クミン、唐辛子など、20-30種類ほどのスパイスが混合されています。