日常的にスパイスやハーブを使う方はあまり気にしたことがないかもしれませんが、普段あまりスパイスやハーブを使わない方にとって気になるのが、賞味期限ではないでしょうか。長く使わないと香りが抜けることはもちろん、一度に使い切れる個包装でなければカビなども気になるところです。

そこでスパイスやハーブを上手に保存する方法や、賞味期限についてご紹介したいと思います。

スパイスの賞味期限、形状による違い

スパイスは使いやすいように粉状になったパウダースパイスと、種や実のままで乾燥させたホールスパイスがあります。他の乾物と同じように、乾燥した状態を保っておけば腐る事はありませんが、酸化により風味が劣化してきます。そのためできるだけ早く使いきることが理想です。一般的に、ホールスパイスよりパウダースパイスのほうが劣化が早く、上手に保存すればパウダースパイスで1~2年、ホールスパイスで2~3年が賞味期限と言われています。

スパイス・ドライハーブの保存方法

保存方法で気を付けたいのは、【湿気】・【日光】・【酸化】です。中でも【湿気】は大敵。スパイスに湿気が入るとカビの原因になりますので、賞味期限にかかわらず使用できなくなります。よくドライタイプのスパイスやハーブを冷蔵庫で保存している方がいますが、外気との気温差により、冷蔵庫からの出し入れをくり返していると結露が起きやすくなり、カビの原因となります。冷蔵庫・冷凍庫で保存する場合は、できるだけドアの開閉に影響を受けない奥の方で、使用する分だけ取り出したら出来るだけ空気を抜いてしまいましょう。

【日光】についても気を付けたいところで、スパイスやドライハーブに直射日光が当たると、変色の原因になります。熱をもつと香りも抜けてきますので、日光が当たらい場所での保存がベスト。

また、スパイスやハーブが空気に触れた状態が長く続くと、そこから【酸化】が進みます。そのため出来るだけ空気に触れない状態での保存がおすすめです。

これらの条件を踏まえると、「温度差の少ない冷暗所で、出来るだけ空気に触れない密閉容器」が、スパイスやドライハーブのベストな保存方法といえます。

ドライハーブ・フレッシュハーブの賞味期限・保存方法

ハーブには生葉の状態のフレッシュハーブと、フレッシュハーブを乾燥させたドライハーブがあります。ドライハーブの賞味期限はスパイスとほとんど同じで、賞味期限は未開封で2年ほど、開封後はできるだけ早く使いきりたいところですが、保存状態が良ければ1~2年と言われています。保存方法も同じく、温度差の少ない冷暗所で、出来るだけ空気に触れない密閉容器がベストです。

一方フレッシュハーブの保存は、考え方としては葉野菜と同じく、袋に入れて冷蔵庫の野菜室で立てて保存するのがベストです。フレッシュハーブの中には低温を嫌うものが多いので、冷蔵庫の中でも温度が低くなりすぎない場所を選びましょう。特にバジルは低温に弱いので、注意が必要です。涼しい時期でしたら、水を入れたコップに挿しても保存できます。

賞味期限は野菜と同じように、新鮮さがなくなってきたり茶色くなってきたりすると使えません。新鮮なうちに、使える分以外のフレッシュハーブは、乾燥させてドライハーブとして保存するのがおすすめです。ネットなどに入れ、直射日光の当たらない風通しの良い場所で乾燥させると良いでしょう。