ハバネロとは

ハバネロとは、トウガラシ属のシネンセ種の品種の一つです。実の大きさは2~6cm程度でピーマンを小さくしたような形をしています。辛さは強烈ですが、柑橘系のフルーティーな香りが特徴です。熟す前は緑色で、熟すとオレンジや赤・黄色・白など色々な色の品種があります。

ハバネロの原産地

もともとはキューバのハバナが原産地ですが現在は生産がほとんどなく、メキシコのユカタン半島を中心に、ブラジルやアメリカなどの中南米でも生産されており、近年は日本国内での生産も始められています。

ハバネロの辛さ

ハバネロは非常に辛く、唐辛子が一番辛いのは種と白い胎座(白いワタ)部分になるので、その部分を取り除くと辛みが和らぎます。唐辛子の辛さはスコヴィル値で辛さを量ることができ、日本原産の鷹の爪は40,000~50,000スコヴィル値に対してハバネロは100,000~350,000スコヴィル値もあり約8倍の辛さがあります。ハバネロは2007年まで世界一辛い唐辛子としてギネスに認定されていましたが、現在はオーストラリアのトリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラーは1,463,700スコヴィル値もあり2011年にギネス世界記録に登録されています。

ハバネロの使い方

ハバネロは強烈な辛さがありますが、フルーティーな香りもあるので肉類の煮込み料理やカレーに入れると辛さだけでなく風味もアップします。チリソースの材料に使用したり、生のままピクルスやサルサソースなどにも使います。お好みの油に漬け込んでハバネロオイルを作っておくと、適度な辛さがあり炒め物やソース、ドレッシングの他にもパスタやピザにかけて辛味を簡単にプラスすることができます。そのままハバネロを使うより、長期保存もでき、辛みが和らぎ、色々な料理に使うことができるのでおススメです。

取り扱い上での注意点

ハバネロは強烈な刺激があるので、切るときは手袋やマスクをして喚起をよくしてから調理する必要があります。飛沫したハバネロの汁が目や鼻、皮膚に付着したときはすぐに洗い流しましょう。放置したままでいると火傷のようにただれる場合があるので取り扱いには十分注意しましょう。

まとめ

ハバネロを使った調味料やお菓子が昨今人気ですが、生のハバネロは辛さの度合いが桁違いです。料理に使用される際は十分に注意して取り扱うようにしましょう。ハバネロや辛い料理を食べた後の舌の痛みは、舌に付着したカプサイシンによるものです。カプサイシンは水には溶けにくいので水を飲んでも痛みは軽減されません。牛乳やヨーグルトなどの乳製品が辛味を中和し、レモンに含まれているクエン酸などの酸味が辛味を早く弱める効果があります。刺激物は胃腸に負担がかかるので摂りすぎには十分注意しましょう。