アペロールやカンパリ、シャルトリューズやサザンカンフォートなど、ハーブを使ったリキュールが世界中にあるように、ハーブとお酒は相性の良い組み合わせです。ヨーロッパでは古くからハーブの効能をお酒に溶かしこんだ“ハーブ酒”が飲まれていて、薬酒のように利用されていました。そんなハーブを使ってご家庭で簡単に楽しめるお酒を作ってみませんか?

ハーブで簡単モヒート!ミントラム酒

  • ミント200gは水でよく洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取っておきます。
  • ライム・レモン各1個ずつは皮をむき、ワタを取ってくし形に切ります。
  • 煮沸消毒した瓶に氷砂糖150g・切ったミント・レモン・ライム・レモンの皮・ホワイトラム750mlを入れ、蓋をして冷暗所へ置きます。
  • 1週間ほどで飲めるようになりますが、2・3週間でほぼできあがりなので、ミントやレモン・ライムを取り出します。丁寧に作りたい方は濾すとよいでしょう。

ラムにミントをつぶして香りを出し、炭酸とライムで割ったカクテル「モヒート」は、近年若年層を中心に人気の飲み物です。予めラムにミントを漬け込んでしまえば、炭酸を用意するだけで簡単に作ることができます。

ミントは、ペパーミントかスペアミントがおすすめ。家庭菜園でミントを育てている方で、ミントがたくさん収穫できたときに作っておくと便利です。モヒートはもちろん、紅茶に溶かしたりアイスにかけてもおいしくいただけます。

若返りのお酒?!ローズマリーワイン

  • 10cmほどの長さのローズマリーを2本を用意し、キレイに洗ってキッチンペーパーで水気を拭き取ります。
  • 白ワインのボトルに入れ、冷暗所で2週間ほど置いたらできあがり。
  • 3日ほどで香りが移りますが、2週間くらいが飲み頃で、飲み頃になったらローズマリーを取り出しましょう。

初めて購入した白ワインがおいしくなかったり、ワインが余ってしまったときにおすすめの活用術です。ローズマリーだけだと飲みにくい方は、タラゴン1本を一緒に漬けるとローズマリーの香りが和らぎ、まろやかになります。

白ワインの種類は好みですが、甘口のほうが相性が良いように思います。また、ドライローズマリーで作る場合、白ワイン1本につき大さじ1杯のドライローズマリーを加えましょう。

出来上がったローズマリーワインはキリっと冷やしてそのまま飲んでも良いですし、ジンジャエールやオレンジ・りんごなどのジュースで割ってもおいしくいただけます。

ローズマリーの他にも、カリフォルニア産の軽めの白ワインにはレモンバームやレモングラスが合います。お好きなハーブで試してみてくださいね。

爽やかな風味を纏うレモングラスウォッカ

  • レモングラス3本はキレイに洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
  • ウォッカのボトルに入れ、冷暗所で10日ほどで飲めるようになります。
  • この状態だとまだ香りが弱いので、3週間ほどで飲み頃になります。飲み頃になったらレモングラスを引き上げます。

ウォッカはあまり香りが主張しないお酒なので、レモングラスのエキゾチックな香りがダイレクトに香ります。

そのままトニックで割れば、レモングラスが爽やかに香るウォッカトニックに。トマトジュースで割っても、レモングラスの香りがすっきりとしたカクテルに仕上げてくれます。

ハーブの効果をお酒で手軽に

ハーブを使ったお酒にはそれぞれのハーブの効能が活かされています。

ペパーミントにはリラックス作用や消化を助けてくれることから食前酒・食後酒に向き、レモングラスは抗菌・殺菌作用があるので、風邪予防や腹痛・下痢の緩和におすすめです。

「若返りのハーブ」と言われるローズマリーは抗酸化作用の他、血行を良くし消化機能を高めることで、新陳代謝促進に効果的です。

いずれのハーブも、漬けている間はハーブがお酒から飛び出てしまわないように気を付けてください。