一時期、食通の間で話題となったポルトガルの万能調味料「マッサ」。パプリカを塩漬けにした調味料で、正式には「マッサ・デ・ピメンタ」と言います。

マッサは抗酸化力が高く、美肌に良いビタミンA・C・Eが豊富。ペースト状なので使い勝手が良く、塩漬けによりパプリカの旨味が凝縮したマッサは、料理を選ばず簡単に旨味をプラスしてくれます。しかも簡単に手作りすることが出来ます。

そんな万能調味料・マッサの気になる作り方や普段の料理への使い方を、ご紹介します。

マッサを作ってみよう!

マッサの作り方はとっても簡単。

  • 赤パプリカの種を取り、縦に8等分に斬ります
  • パプリカの重さの2割ほどの重さの粗塩をまぶします
  • 密閉容器に入れ、冷蔵庫で2日ほど寝かすと水分が出てきます
  • 塩漬けにしたパプリカの水を切り、オリーブオイル適量を加えて滑らかになるまでミキサーにかけたら出来上がり

オリーブオイルを加えなくても作ることが出来ますが、パプリカに含まれるビタミンAは油と一緒になると吸収力が良くなりますので、加えたほうが使いやすく栄養的にもおすすめです。唐辛子やにんにくを加えてミキサーにかける方もいらっしゃいますが、まずはベーシックなマッサを作って、あとから唐辛子やにんにくを加えても良いと思います。

マッサの使い方、おつまみ編

マッサはそのままで塩味と旨みがありますので、薄切りして軽く焼いたフランスパンに塗るだけでワインにぴったりのおつまみになります。刻んだオリーブや生ハム・茹でた海老・チーズ・バジル・オレガノなどをトッピングしてもおいしいです。

ローストビーフのソースにもピッタリです。あさりの白ワイン蒸しの仕上げに加えれば、旨味が加わります。

マッサの使い方、肉料理・魚料理編

マッサは肉に漬け込んで下味をつけて焼けば、肉が柔らかくなると同時に旨味がアップします。クセがないので牛・豚・鶏・羊、すべての種類の肉料理に合います。スライスした肉にまぶして30分ほど漬けこみ、さっと焼くだけで味が決まるので、手順もシンプル。好みで肉を漬けこむときに、スパイスやハーブを加えれば、さらに風味が加わります。

マッサはそれだけで味がついていますので、そのままで旨味たっぷりのソースになります。から揚げにした肉・魚に添えてもおいしいですし、ソテーした魚に添えるのもおすすめです。塩味がきつい時はトマトや玉ねぎを刻んで混ぜることで、塩味が穏やかになります。

肉や魚の煮込みやスープにも、マッサを適量溶かすことでまろやかな旨味が加わります。冷たいトマトスープ・ガスパチョにもピッタリ。加えてよく混ぜるだけですが、マッサの塩味を頭に入れておくことを忘れずにしましょう。

また、オリーブオイルとレモン汁を加えればサラダのドレッシングに。バジルやフェンネルなどのフレッシュハーブとシーフードサラダなんておすすめですよ。

マッサの使い方、食事編

マッサはパスタやパンにもおすすめです。パスタの具材を炒め、最後にマッサを加えて全体を和えて味を調え、パスタと絡めます。トマトソース・ペペロンチーノのパスタに合いますし、マッサ・黒胡椒・粉チーズだけでもシンプルでおいしいです。

サンドイッチ・ハンバーガーにも、マッサを塗るだけで味が決まります。ケチャップ・マスタード・マッサを混ぜて作ったソースを塗るのもおすすめです。

万能調味料マッサを使いこなして、旨味が広がる!

マッサはクセがなく、食材を選ばないので、スイーツ以外のすべての料理に使えます。パプリカをそのまま食べるより栄養も吸収しやすく食べやすいので、色々な料理に使ってみてくださいね。