様々な薬効があるスパイスやハーブは、料理だけでなくスパイスハーブティーとして楽しむことが出来ます。また健康効果だけでなく、香りによるリラックス効果・リフレッシュ効果も期待できます。

そんなスパイスハーブティーを楽しむためにおすすめな、スパイスとハーブの効果・効能をまとめてみました。

歴史ある万能ハーブ・カモミール

ハーブティーと聞くと、飲んだことのある方はカモミールをあげる方が多いかもしれません。それほどハーブティーとして有名なカモミールは、シングルで飲んでもおいしく穏やかな個性をもつため、ブレンドハーブティーのベースとなるハーブとして幅広く利用されています。

ハーブティーとして利用されるのは、詳しくはジャーマンカモミールという種類で、抗炎症・抗酸化・鎮静作用があるため、アンチエイジング・リラックス・アレルギー抑制・安眠に効果を発揮します。

キク科独特の、さっぱりとしつつもフルーティーな香味を与え、レモン系・ミント系などほとんどのハーブとの相性が良い、使い勝手が良いハーブです。

フレッシュな香りでリラックス・レモングラス

タイやベトナム料理など、東南アジアの料理によく利用されるレモングラスは、レモンのような芳香を持ちながらも酸味がないので、酸味を加えずに柑橘系の爽やかな香りを楽しみたい時に有効です。レモン系ハーブは他にもレモンタイム・レモンバーム・レモンマートルなどの種類があり、そのすべてにレモンの持つ香り成分・シトラールが含まれています。

胃腸の調子を整え抗菌・解熱作用があるため、夏場に重宝するハーブです。ドライレモングラスは柑橘系に香りの中にほろ苦さを感じますが、フレッシュなレモングラスはまさにレモンの爽やかな香り!見かけることは少ないですが、発見したらぜひ一度、シングルで飲んでいただきたいハーブのひとつです。

食べすぎ・口臭対策にペパーミント

スペアミント・アップルミントなど、種類が豊富でお菓子からスキンケア用品まで、幅広く利用されるミント系ハーブ。スパイスハーブティーにおすすめなのは、数あるミント系ハーブの中でも強い効能をもつペパーミントです。

スッキリと爽快な香りには口臭予防・抗菌作用・リフレッシュ効果があり、香りが強いので紅茶とブレンドして飲むこともあります。胆汁の分泌を助け消化促進効果もあるので、食べすぎ・飲みすぎにおすすめです。

甘く魅惑の香り、シナモン

甘いお菓子やカレーに利用されるシナモンは、チャイなどのスパイスハーブティーにも有効です。毛細血管を修復し、血糖値正常化・血行促進に効果的。身体を温め、抗菌作用もあることから、初期の風邪にオススメのスパイスです。

スパイスハーブティーに利用する際は、ハーブより先に煮出すのがコツ。シナモンスティックは煮出すときに折っておくと、香りと効能を抽出しやすいので、覚えておきましょう。

華やかな爽快感!カルダモン

ショウガ科の爽快感を伴う爽やかで刺激的な香りをもつカルダモンは、スパイスの女王とも呼ばれ、シナモンと共にチャイによく利用されるほか、カルダモンコーヒーとしても利用されます。

強い香りは興奮・発汗・消化促進効果があり、疲労回復にも役立ちます。スパイスハーブティーに利用する際は莢を割り、開いて煮出すことで、カルダモンの素晴らしい香りが広がります。

おいしいスパイスハーブティーの淹れ方のコツ

スパイスハーブティーにおすすめのスパイス・ハーブをご紹介しました。

淹れ方のコツとしては、沸騰したお湯を使い、しっかり蒸らすこと。スパイスはハーブに比べて香りや効能を引き出すのに時間がかかるものが多いので、割る・砕く・火にかけて煮出すなどの工夫が必要です。

まだスパイスハーブティーを飲み慣れていない方は、比較的飲みやすいミント系・レモン系のハーブティーや、紅茶を使ったチャイなどのスパイスティーから始めてみてはいかがでしょうか。

医薬品に頼らず健康・美容に役立ち、おいしいスパイスハーブティーを、ぜひ楽しんでみてくださいね。