中華風スープの味のベースとして、またはいつもの炒め物に加えるだけで中華風おかずが手軽に作れる調味料といえば「味覇」です。鶏や豚の旨味をベースに、野菜の旨味・スパイス・調味料を加えた味覇は、背油などの動物性油脂の強いコクが特徴。炒め物の他にも、炒飯や中華スープに利用できます。

しかしこのような中華系調味料は他にも数種類あり、違いが良くわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな中華系調味料の中から、「創味シャンタンDX」・「CookDo 香味ペースト」・「味玉」と味覇との違いを比較してみました。

昔の味覇の味を引き継ぐ「創味シャンタンDX」

2015年まで味覇は長きにわたり、創味食品が製造し廣記商行が販売していました。2015年に契約を終了し、創味食品が飲食店などの業務用として販売していた調味料を「創味シャンタンDX」として販売開始しています。そのため、2015年以前の味覇の味わいをお求めの方は、創味シャンタンDXの方が好みかもしれません。

その味わいは味覇より鶏の風味が強く、玉ねぎの優しい甘味も感じられる、あっさりした味わいとなっています。中華風だけでなく、幅広く味のベースとして利用できると思います。

焦がしにんにく油の香ばしさとコク「CookDo 香味ペースト」

香味ペーストは「ペースト」の名の通り、缶の味覇より柔らかく使いやすいのが特徴です。味覇にはない、焦がしにんにく油やネギ油の香ばしさと力強い風味・コクが感じられ、酵母エキスが含まれていることにより、これひとつで味に奥行きがあります。

味覇と比べて胡椒や肉の風味が弱く感じられますが、甘味があるので、お子様やご年配の方など幅広い年齢層にも受け入れられる味わいです。味覇に慣れている方は、少しパンチが弱く感じられるかもしれませんが、胡椒や花椒などのスパイスやオイスターソースを加えることでカバーすることができます。

無添加の優しい味わい「ユウキ食品 味玉」

味玉(ウェイユー)は、味覇に似た赤い缶に入った、半練り状の中華系調味料です。鶏と豚の旨味を利用しているところは味覇と同じなのですが、香味野菜の風味が感じられ、こういった調味料には珍しい、化学調味料無添加という特徴があります。そのため、健康を気にする方にもおすすめです。

味覇に比べるとさっぱりとしていて、塩味も穏やかに感じられ、上品な味わいを楽しめます。

おまけに・・・味覇の進化系調味料?「プレミアム味覇」とは

味覇にはチューブタイプもありますが、他にも「プレミアム味覇」という、化学調味料無添加の商品があります。これまでの味覇に比べ、豚肉・鶏肉のエキスを1.7倍に増量し、野菜原料は6.5倍に増量。肉の旨味や野菜の甘味が強くなり、さらに丸鶏エキス・天然酵母エキスを加えることで全体的な風味を底上げしたもので、化学調味料を加えずとも力強い風味が味わえます。

健康志向の強い方には、従来の味覇より評価が高いようです。

風味の違いを楽しみながら味覇を使いこなそう!

中華系万能調味料は今や味覇だけでなく、たくさんの商品が存在します。味の傾向に大きな違いはないものの、少しずつスパイスや香味油などの配合が違いますので、いろいろ使ってみて好みの中華系調味料を探すのも楽しいものではないでしょうか。また味覇は中華料理でけでなく、様々な料理の味のベースとしても万能ぶりを発揮しています。中華料理にとらわれず、パスタや鍋・スープ・お漬物など、視点を広げて料理にご活用くださいね。