夏の暑さや湿気、熱帯夜による睡眠不足や冷房による夏の冷え性など、知らないうちに「夏疲れ」が溜まってきていませんか?ハーブを使ったお風呂はそんな肉体的な疲れをほぐし、香りのリラックス作用やリフレッシュ作用で心の疲れにも働きかけるので、心身に幅広く良い効果を与えます。

そんなハーブ風呂の作り方を、手軽に精油から作る方法・フレッシュハーブから作る方法・時間のない時にもできるハーバルフットバスの3つに分けて、ご紹介します。

エッセンシャルオイルで手軽に楽しむハーブ風呂

植物や実から抽出した精油をエッセンシャルオイルと呼びます。エッセンシャルオイルの持つ自然治癒力は、心の癒しや疲労回復、病気の改善や予防に有効。この香り高いエッセンシャルオイルに含まれる薬効をお風呂に溶かし込むことで、簡単にハーブ風呂を楽しむことができます。

そんなエッセンシャルオイルを使ったハーブ風呂の作り方は、お好きなオイルを湯船に落とすだけでできます。ごく一般的な湯船に対し、必要なエッセンシャルオイルは4・5滴ほど。オイルはお湯に溶けませんので、よくかき混ぜ湯船全体にオイルを拡散させるのがポイントです。また、オイルはどんどん揮発していきますので、家族でハーブ風呂を楽しむ場合は、1人入浴するごとに1・2滴オイルを足しましょう。

おすすめのエッセンシャルオイルは、基本的には好みの香りのオイルを見つけることですが、効能別におすすめすると以下のようになります。

  • 自律神経調整・・・クラリセージ・イランイラン・ゼラニウム
  • 血行促進・・・レモン・ローズマリー・ミント
  • リラックス・・・ラベンダー・カモミール・ネロリ
  • リフレッシュ・・・ミント・ベルガモット・レモングラス

なお、敏感肌の方がミント・レモングラス・クローブや柑橘系のオイルを使うときは、量を控えましょう。

フレッシュハーブの香りを楽しむハーブ風呂

フレッシュハーブでハーブ風呂を楽しむには、2通りの方法があります。

ハーブをそのままお風呂に浮かべる方法

お好きなハーブを布袋やネットに入れて口を縛り、お風呂に浮かべるだけなので簡単にできます。ネットに入れる際、ハーブをちぎっておくと香りや効能が広がりやすくなります。

お湯でハーブを煮出す方法

鍋に水とハーブを入れ、弱火で20分ほど煮出し、濾した液を湯船にまぜます。ハーブの有効成分がお湯に溶けだしているので、効果が高くお湯も汚れずおすすめです。どちらも家庭菜園でハーブがたくさん収穫できた時に試してほしいお風呂です。

家庭菜園で育てやすいハーブの効能は以下の通りです。

  • ローズマリー・・・疲労回復・筋肉痛
  • ミント・・・リフレッシュ・血行促進
  • タイム・・・殺菌・気管支炎
  • セージ・・・疲労回復・殺菌
  • レモンバーム・・・血行促進・美肌

時間がなくても足の疲れを取るハーブフットバス

お風呂にゆっくり入る時間はないけど、せめて足のむくみや疲れだけでも翌日に残したくない。そんな時はハーブを使ったフットバスが効果的です。足の疲れを取り、血行促進効果が期待できるので冷え性にも有効。足を清潔に保つので水虫対策にもおすすめです。

作り方は深めのバケツなどに40℃ほどのお湯を足首の上までお湯が来るくらいにはり、エッセンシャルオイルを3・4滴入れればできあがり。フレッシュハーブを使うときは、予め煮出したハーブ湯を適温まで水で冷ますと良いでしょう。

むくみ解消にはラベンダー、疲労回復にはローズマリー、肌を清潔に保つにはタイム・ユーカリ、ユーカリは関節炎にも効き、血行促進にはミントがおすすめです。

ハーブ風呂で夏を香りよく乗り切ろう!

一日中湿気と暑さの中で過ごすとそれだけで体力を消耗しますし、冷房が効きすぎた室内で一日を過ごすと自律神経が乱れやすくなり、夏の不調の原因にもなります。そんな心身を癒し回復するために、暑い夏こそハーブ風呂が有効です。お気に入りの香りを見つけてハーブ風呂を楽しみましょう。