料理にハーブティーに用いられ、爽やかな香ばしい香りが世界中から愛されるハーブ「バジル」。比較的家庭菜園初心者でも育てやすいハーブで、園芸店でも種や苗をよく見かけます。そんなバジルを家庭で育ててみませんか?バジルにはたくさんの種類があるのですが、ここでは料理に良く利用されるスイートバジルの育て方のコツや利用法、香りの良さだけではなく、アンチエイジングやガン予防にも効果的な栄養素をご紹介します。

太陽が似合うハーブ・バジルの種まき時期

バジルはインドからアジアが原産なので、種まきの時期は春。4月下旬~6月あたりが発芽しやすい時期と言われています。インドあたりでは越冬しますが、日本の気候では冬の寒さに耐えられないため、日本では1年草扱いとなっています。暑さに強く日当たりの良い場所を好むので、移動しやすいプランターと、水はけと水持ちの良い土を用意しましょう。バジルは肥料を必要としますので、園芸店で売られている「ハーブ用の土」を利用すると便利です。

パラパラと種を蒔き、薄く土をかぶせたら、発芽するまでは土が乾かないよう、こまめに水やりをします。特にプランターは土が乾きやすいので、朝夕2回の水やりを忘れずに。順調に育ってきたら、水やりもひと息。1日1回の水やりで大丈夫になります。

太陽と栄養でぐんぐん育つ!育て方のポイント

バジルは肥料を必要とするハーブ。肥料不足になると下の方の葉が黄色くなったり葉が落ちてきますので、固形肥料や油かすを月に1回、もしくは液体肥料を週に1回あげましょう。

栄養と太陽、水がたっぷり与えられていればバジルはぐんぐん育ち、10月頃までたくさん収穫することができます。たくさん収穫するために必要なのが「摘心」という作業です。バジルが20cmくらいの大きさに育ったら、上から4・5枚の葉を摘んでワキ芽を伸ばします。葉の少し上あたりで摘むのがポイントです。ワキ芽が伸びてきたら再び芽先を摘み、この作業をくり返すと枝の数が増えて、バジルをたっぷり収穫できます。

バジルの風通しも良くなりますし、芽先をそのままにしておくと花茎が伸び、花が咲いてしまいます。花が咲いてしまうと風味も落ちますし葉も固くなりがちなので、積極的に摘心しましょう。

バジルとトマトは永遠のパートナー・コンパニオンプランツ

料理としても相性の良いトマトとバジルの組み合わせですが、科学的に証明されてはいないものの、一緒に植えると互いに良い効果をもたらす「コンパニオンプランツ」としても良い組み合わせと言われています。また枝豆とバジルを一緒に植えることで、枝豆につくマルカメムシを寄せ付けにくくする効果があるともいわれ、こちらもコンパニオンプランツとしておすすめです。

トマトとバジルは一緒に料理することも多いので、同じタイミングで収穫出来れば、いつも新鮮なトマト&バジルの料理を楽しむことができます。トマトとバジルをたっぷり使ったサラダやパスタ、モッツァレラチーズを挟んだカプレーゼ、モッツァレラチーズ・トマトをスライスし、バジルを散らしたマルゲリータピザなどに活用できます。トマトの豊富なビタミンCと、バジルに含まれるβカロテン・ビタミンEといった抗酸化ビタミンが、美肌に効果的に働きかけます。

高い抗酸化力で美肌にガン予防に!バジルの効能

バジルの効能はなんといっても、身体に害を及ぼす活性酸素を除去するという高い抗酸化力です。βカロテンとビタミンEの相乗効果で、アンチエイジングにも効果を発揮します。

また、フレッシュなバジルは鉄分・マグネシウムなどのミネラルも豊富に含まれていて、意外にもカルシウムやカルシウムの吸収をよくするビタミンKも含みます。そしてバジルの香りにはリラックス効果があり、ハーブティーにもおすすめ。新鮮なバジルをご家庭で育てて、美容と健康にお役立てくださいね。