料理に食欲をそそる香りをつけ、鮮やかな色で目を引き付け、風味をつけたり臭みをケアしてくれるスパイスとハーブ。料理上手に一歩近づけるうえ、消化促進・デトックス・血流促進などの薬効も得られるので、毎日の食生活に積極的に取り入れたいものです。しかし、まず何から揃えたらいいのでしょうか。そこで毎日の生活に取り入れやすい5種類のスパイスとハーブをご紹介します。

胡椒

「スパイスの王様」とも呼ばれる胡椒は、白胡椒(ホワイトペッパー)・黒胡椒(ブラックペッパー)・青胡椒(グリーンペッパー)があります。ちなみにピンクペッパーは辛味がなく、この3つとは厳密には種類が違います。胡椒はほとんどの食材と相性が良く、食材・調理法を選ばないので、とても使い勝手の良いスパイスです。その効能は食欲増進・血行促進・代謝向上に効果的で、食品の栄養を吸収しやすくする効果があります。

クミン

鮮烈な爽やかさと華やかな香りの中に、ほのかに苦みを伴う独特の芳香をもつクミンは、料理にさっぱりとした印象を与え、エスニック料理には欠かせないスパイスです。料理に使うことで消化促進・胃の倦怠感の緩和の他、近年では抗ガン作用も期待されています。煮込み料理や炒め物・デトックスティーなど幅広く利用することができ、料理のアクセントにおすすめです。

シナモン

甘いお菓子に使われることの多いシナモンは、料理に使うことでエキゾチックな魅力を放ちます。以外と多くのスパイスとの相性が良いので、お菓子作りにエスニック料理に紅茶やコーヒーにも、様々なシーンで活躍してくれます。シナモンは身体を温め、毛細血管を修復して強くし、脂肪細胞を小さくする効果があるので、血行促進・ダイエットに効果的。また抗炎症作用があるので、のどが痛い時に、はちみつとシナモンを混ぜたものを舐めたりお湯に溶かして飲むと、症状の緩和に役立ちます。

オレガノ

しそ科のハーブの中で最も香りが強く、特にイタリア料理やヨーロッパでは欠かせないハーブです。その効能は消化促進・強壮作用・疲労回復など多岐にわたり、鎮静作用も期待できるため、料理にハーブティーに幅広く利用できます。煮込み料理には調理の途中に加えることでオレガノの持つ効能が全体に行き渡り、パスタ・ピザ・炒め物にもさっと加えるだけで食欲をそそる香りを与えることが出来ます。ハーブティーにブレンドすれば安眠に効果的です。

ローズマリー

すっきりとした強い爽快感のある香りが特徴で持続性も高いので、煮込み料理や長時間加熱の必要があるオーブン料理におすすめです。その爽快さの奥には、ほのかな甘味や苦みを伴う複合的な香りをもつので、肉の臭みけしにも向いています。頭をスッキリさせる香りは「記憶力をよくするハーブ」とも呼ばれ、他にも血行促進・代謝促進に効果を発揮することから「若返りのハーブ」と呼ばれるなど、たくさんの健康効果をもつハーブです。オリーブオイルとの相性も良いので、ハーブオイルにもおすすめです。

使いやすく薬効もあるおいしいスパイス&ハーブ

他にもご紹介したいスパイスとハーブはたくさんありますが、まずはこういった香りに特徴があり、いろいろな食材と相性が良いものから取り入れていくと良いのではないでしょうか。またスパイスとハーブは、相性の良いもの同士を3・4種類組み合わせて使うことでお互いを引き立てあい、カドを丸くしてくれます。慣れて来たら少しずつ種類を増やしていき、ご自宅のスパイスラックを充実させていきましょう。