たくさんあるスパイスの中でも、胡椒は比較的身近なスパイスです。胡椒には黒胡椒・白胡椒・青胡椒(グリーンペッパー)・ピンクペッパー、日本でも沖縄で育てられているナガコショウなど、たくさんの種類があります。

胡椒は消化を助け、血行促進・代謝向上に役立ち、食材に含まれる栄養素の吸収率を高める効果があります。上手に利用すれば非常に健康効果の高いスパイスで、料理の下味に使えば臭み消しに、仕上げに使えばアクセントにと、利用範囲の広い調味料でもあります。

そんな胡椒を手軽に利用できるよう、胡椒を使った調味料3種類をご紹介します。ご家庭で作れるものもありますので、ぜひ試してみてくださいね。

胡椒好きなら一度は食べておきたい!生胡椒

カンボジアやインドネシアなどの胡椒の産地で作られる、採れたての新鮮な粒胡椒を塩漬けした調味料・生胡椒をご存知ですか?胡椒は収穫後、すぐに黒くなってしまうため、出来るだけ早く加工して出荷されます。この時に塩漬けにされた生胡椒は、山椒のような鶯色のものや黒褐色のものがあり、私たちが普段食べている乾燥した胡椒よりフレッシュで芳醇な香りが楽しめます。

食感も楽しいのでそのままチーズと一緒におつまみに、他にもご飯・パスタ・オムレツ・焼肉・焼き魚・サラダなど、合わないものを探すのが大変なほど、様々な料理との相性が良いスパイスです。中でもオススメは生牡蠣。レモンと一緒にトッピングしていただくと、生胡椒のスパイシーな香りとの相乗効果で牡蠣の甘味を引き立ててくれます。

爽やかな風味が駆け巡る!ハーブ&レモンペッパー

胡椒は様々な食材と合うスパイスですが、ハーブとの相性もピッタリ。そこで黒胡椒にレモンピールで爽やかな風味をプラスし、オレガノ・コリアンダーで華やかな香りを添えたミックススパイスをご紹介します。

作り方は簡単で、レモンの皮3個分を完全に乾かし、黒胡椒大2・オレガノ大1・コリアンダー小1/2と一緒にミルに入れたら出来上がり。レモンの皮は、冬場なら平らなザルにひろげ2日ほど陰干しすればできますが、なければドライレモンピールを購入しても大丈夫です。

出来上がったレモンペッパーハーブは、白身魚・鶏肉のソテーなどに相性が良く、料理を香り高く仕上げます。ポップコーンにふりかけるのもオススメです。

中華料理の定番調味料、黒胡椒ソース

中華料理店で見かける黒胡椒炒めも、ソースをあらかじめ作っておくことで、すぐに利用でき便利です。ボウルにオイスターソース50ml・醤油20ml・酒30ml・酢小1・ごま油小1・砂糖大2・粗挽き黒胡椒大1を混ぜれば出来上がり。

一度煮立てれば、焼肉のたれとしても利用できますし、から揚げ・ポークソテーにかけてもおいしいです。中華風牛肉の黒胡椒炒めの他にも、野菜炒めの仕上げに加えてさっと絡めても、豊かな香りが立ちオススメです。コクのある甘酸っぱいタレを、黒胡椒の刺激がさっぱりと引き締めてくれる、万能調味料です。

身近なスパイス・胡椒を合わせ調味料で

辛味を持つスパイスは料理にアクセントを与え、食欲増進や代謝向上に効果を発揮します。胡椒は種類も豊富で、料理に合わせて種類を選択できる楽しみもあります。

また胡椒の中でピンクペッパーは他の胡椒と種類が違い、似た香りを持ちますが辛味が全くないのが特徴です。胡椒の香りは好きだけど辛味が苦手な方は、一度お試しくださいね。