梅雨を目前にして風の中にも湿気を感じ、昼間は暑くても朝夕は涼しく、朝晩の寒暖差を感じる季節となりました。こういった天候不順や気温差は知らない間に身体に負担をかけ、気が付けばいつもだるい、疲れが取れないなどの症状となって現れます。

スパイスやハーブには、そんな季節の変わり目の体調不良にも効果的。ここでは梅雨をスッキリ乗り切るための、おすすめスパイスとハーブをご紹介します。

クミン&ブラックペッパーで内蔵スッキリ!

梅雨のジメジメや真夏の暑い盛りには、消化不良や食欲不振といった症状をおぼえることがあります。アーユルヴェーダや東洋医学では湿気は胃腸の働きを弱くすると考えられていますので、消化促進作用のあるクミンやコリアンダー、ブラックペッパーがおすすめです。

爽やかな香りと刺激的で華やかな香りが魅力のクミンには様々な効果がありますが、漢方薬では健胃の生薬として扱われ、特に食欲増進・消化促進に効果を発揮します。料理に用いることで、ほのかな苦みが油の強い料理をさっぱりと仕上げてくれます。

コリアンダーは健胃・整腸作用、鎮静作用から、胃腸の不調・倦怠感解消に効果的。デトックス効果も高いスパイスで、身体の中からスッキリさせてくれます。

そしてブラックペッパーに限らずペッパー類は、消化や血行の促進・代謝向上に役立ち、食材に含まれる栄養素の吸収率を高める効果があります。ペッパー類の中でこれらの効果が最も高いスパイスがブラックペッパーです。

この3つのスパイスを組み合わせて炒め物・スープに利用することで、食欲増進・消化促進・代謝向上を高めてくれます。

フェンネル&ローレルで自律神経調整!

季節の変わり目は自律神経系も影響を受けやすく、自律神経の乱れにより体温調節がうまくいかなくなったり、免疫力が低下し身体の不調を感じたりする方もいらっしゃいます。そうした神経系に効果を発揮するスパイスは、フェンネルやローレル、バジル・マジョラムといったスパイスとハーブです。

漢方で使われる生薬で茴香(ウイキョウ)とも呼ばれるフェンネルは、健胃・神経強壮作用があると言われ、特に自律神経の乱れが原因となるホルモンバランスを整える効果があります。

ローレルは神経系の調整作用や血行促進作用がありますので、血行が良くなり体温が上ることで免疫力を高めます。

爽やかな香ばしさが食欲を掻き立てるバジルは、消化を促進し鎮静作用もあるため、交感神経優位になりがちな神経に働きかけます。この効果はマジョラムも強く、副交感神経強壮に効果を発揮します。

これらのスパイスやハーブを使った料理といえば、なんといっても魚を使ったスープ。スープはローレルの血行促進作用をさらに高めてくれ、スパイスとハーブの効果的な成分を余すところなく摂取できるのでおすすめです。

ハーバルバスでリラックス!

脳の興奮状態を抑え鎮静作用のあるハーブや精油を使ったアロマバスは、ストレス解消やリラックス効果が高いので、モヤっとした気分をスッキリ解消してくれます。おすすめのハーブはラベンダー・カモミール・ローズ・レモンバームです。

ラベンダーの甘くスッキリした香りは鎮静作用があり、カモミールはローマンカモミールでもジャーマンカモミールでも、どちらにも鎮静作用があります。

爽やかな香りのレモンバームは抗うつ作用がありますので、緊張や不安を和らげ気分を軽やかにしてくれます。

そして女性の味方・ローズは、その優美な香りでホルモンバランスを整え、幸福感をもたらしてくれると言われています。

これらのハーブを布袋に入れ、お風呂に浮かべればハーバルバスの出来上がり。また、これらのハーブは精油でも効果を発揮します。

おすすめのスパイスとハーブで梅雨を爽快に!

スパイスとハーブを料理やお風呂に活用することで、梅雨の不調を和らげ快適に過ごすことが出来ます。香りに対して心を開き、梅雨の倦怠感を乗り切りましょう。