ガムなどに使われているペパーミントは、スペアミントとウォーターミントから生まれた自然交配種です。ミントには3500もの種類があるのですが、中でもメントールが強く高い清涼感をもつハーブがペパーミントです。

見た目は茎が紫色をしていて、スペアミントより葉の緑が若干濃いという特徴があります。そんなペパーミントは、フレッシュハーブとして、ドライハーブとして、はたまた精油として、形を変えながら幅広い用途で使われます。

風邪・花粉症対策としての使い方!ペパーミントティー

ペパーミントに含まれている成分というと、スーッとした爽快な香りの元となるメントールやメントンが有名です。他にもミントポリフェノールという成分が含まれており、植物由来の抗酸化作用でアンチエイジング効果が期待できます。ミントポリフェノールには抗炎症作用やヒスタミンの生成を阻害する働きがあるので、メントールとの相乗効果で花粉症の症状を抑えてくれると言われています。そしてミントポリフェノールは水に溶ける性質があるので、効果的に摂取するにはペパーミントティーがおすすめです。

そんなペパーミントティーは、フレッシュなペパーミントにお湯を注いで3分程蒸らせば出来上がり。生の葉は独特のえぐみがありますので、苦手な方はドライミントにして紅茶に混ぜても同様の効果が得られます。

ハーブティとのブレンドもおすすめで、カモミール・レモングラス・リコリスなどのハーブとの相性抜群。抗菌作用・鎮静作用も得られるため、花粉症だけでなく鼻水・鼻づまり・せき・頭痛などの風邪の症状緩和にも効果を発揮します。即効性を狙うより、様子を見ながら2~3週間の継続した摂取が良いでしょう。

ペパーミントでスパイス感溢れるデトックスウォーター

ミントポリフェノールとレモンの美肌効果・デトックス効果を利用したデトックスウォーターは、夏の身体の調整に・美容におすすめです。

作り方は、ミントを10~15枚・スライスしたレモン1/2個分を容器に入れ、水1リットルを注いで冷蔵庫で4~5時間置いたら出来上がり。疲れがたまって体が重い時や、リフレッシュしたいときに冷たく冷やして飲めば、スーッとしたペパーミントの爽快感が全身を駆け巡ります。

また、ミントポリフェノールは、スペアミントやアップルミントにはあまり多く含まれていないので、効果を実感するにはペパーミントが最適です。他にもドリンクとしては、キューバ発祥のカクテル・モヒートがあります。モヒートは、ペパーミント・ライム・ラム酒・炭酸で作ったカクテルで、好みによりガムシロップで甘みを調整します。ミントリキュールではなく、生のペパーミントで作ったモヒートの味わいは格別。一度試してみてくださいね。

ペパーミントで料理にアクセント!料理への使い方

ペパーミントは料理に使う場合、ケーキなどの飾り以外では乾燥した状態で使われることが多いスパイスです。特にガーリック・クミンとの相性が良く、ガーリック・クミンに唐辛子か黒胡椒を混ぜ、ドライペパーミントを少量加えてラムチョップとマリネしてグリルした料理は、ラム肉の臭みを消し、刺激的で華やかな香りを楽しめます。

これらのスパイスをひき肉に混ぜてケバブ風に焼いてもおすすめ。また、このケバブにヨーグルト・ドライペパーミント・パプリカパウダーを混ぜ、塩胡椒で味付けしたミントソースも合います。

他にも地中海料理の中には、オレガノ・マジョラム・パセリ・タイム・ペパーミント・ガーリック・ペッパーを混ぜたミックススパイスもあります。トマトと一緒に魚の煮込み料理に使われます。

ペパーミントを育てて自家製ドライペパーミント

他にもペパーミントは、そのままお風呂に入れれば爽やかな香りでリフレッシュ効果の高いアロマバスに。かゆみを抑える効果も期待できます。

またペパーミントは繁殖力が高いので、自宅で簡単に栽培することができるハーブでもあります。家庭菜園でペパーミントを育て、たくさん収穫したらドライペパーミントとして保存すると便利です。風通しがよく、日が当たらないところで短時間で乾燥させるのがポイント。簡単に作れますので、是非挑戦してみてくださいね。