調味料の蓋をあければとりあえず冷蔵庫に入れてしまえば問題ないという考えはありませんか?確かにほとんどの調味料は開栓したら冷蔵庫へという表示がされています。ただし中には常温や冷暗所に保存OKの調味料もあります。

ではなぜ保存方法が変わるのでしょうか?そこにはやはり調味料の成分が保存方法を左右してくると思います。今回はあなたの家に必ずある調味料を箇条書きでいくつか保存方法を詳しく説明しますね。

冷蔵庫に必ず入れるべき調味料とは?

・味噌
味噌は温度や時間の経過により色が変化し、味が落ちます。冷蔵庫にいれなければならない理由は、原料である「お米」と「大豆」が温度によって反応し味に影響を及ぼすからなんです。適切な温度は「5~8℃」です。ちなみに味噌は冷凍庫に入れても凍りません。どうしても冷蔵庫がいっぱいで入らない場合は冷凍庫に入れるようにしましょう。

・マヨネーズ
マヨネーズは温度の変化によって味や風味が左右されますので何も考えずに冷蔵庫に入れるべき調味料ではありません。
何故なら0℃以下になると油が分離します。30℃以上つまり高温下や直射日光があたるところは色が変色し味と風味も落ちてしまいます。一番マヨネーズが美味しく食べれる保存方法は「乳化を避ける温度」0℃以上30℃以下ということになります。つまり、冷蔵庫のドアポケット付近か野菜室なら味落ちや風味を消すことなく美味しく食べれる保存場所だと思います。(※メーカーによってはドアポケットも冷気が入りやすく温度が0℃以下になるものもありますので注意が必要です。)
ただし開栓前でしたら直射日光の当たらない涼しいところなら冷蔵庫外でも大丈夫です。開栓したら上記に書いた場所で保存するのが美味しく食べれる保存方法です。

・ケチャップ
ケチャップも開栓前の状態であれば直射日光のあたらない涼しいところ、つまり「冷暗所」で保存することが可能です。ちなみに冷暗所と冷蔵庫は一緒ではありません。言葉の通り涼しくて直射日光の当たらない場所のことを指します。ただし開栓前でしたら直射日光の当たらない涼しいところなら冷蔵庫外でも大丈夫です。開栓後は冷蔵庫でマヨネーズと同様、ドアポケット付近か野菜室で保存しましょう。
ちなみに約10年前はケチャップを常温保存する家庭が多かったようです。その理由は今のトマトケチャップと昔のトマトケチャップは入っている成分が異なります。実は昔のトマトケチャップには「塩分」が多く含まれていました。塩分が多く入っていると「漬物」と同じ理由で長く常温保存で保つことができます。今は高血圧の予防など社会的に健康の問題を課題として取り上げているのでケチャップも含まれている「塩分」量を以前より変化したということになるのです。

調味料の保存方法は実は奥が深いのです

トマトケチャップの保存方法の説明で現在と一昔前では入っている「成分」に差が生じると説明しました。知恵袋などの意見を覗くと、マヨネーズやケチャップ等の常温保存は賛否両論で意見が分かれていました。つまり成分の配合量が変わっているから一昔前の世代の方の常識と今の方達では意見が食い違ってしまうのです。これは出しているメーカーによっても差が出ると思います。確実に風味や味を落とさないような保存方法をしたい方はやはり買った調味料の保存方法に従うのが間違いないでしょう。奥が深い分どうしても記事として伝えきれないこともありますね。