清涼感のハーブとして有名なミントにはたくさんの種類があります。そんなミントの中でもオレンジミントは、ミントの清涼感とオレンジのような柑橘系の香りを併せ持つ、とっても香りのよいハーブです。

また丈夫で繁殖力の強いミントは、家庭菜園にも好評なハーブでもありますが、オレンジミントは少しばかりデリケートなハーブです。しかし初心者には難しいかというとそんなことはありません。コツさえつかめば、むしろ植物の中でも簡単に育てられるハーブなのです。そんなオレンジミントの育て方のコツやハーブとしての利用法、効果効能をご紹介します。

オレンジミントの植え付けや準備

オレンジミントは種をあまり見かけないので、苗を購入し植え付けるのが一般的です。地植えかプランターで育てますが、オレンジミントは多年草なので、プランターの場合、年に一度、植え替えが必要となります。

ミントは非常に繁殖力が強いので、環境のよい場所に地植えすると地下茎で繁殖範囲を増やし、こぼれた種からでも新しい芽をつけます。しかし新苗のオレンジミントの場合、繁殖力はそれほど強くないので、最初の1年はプランターで暑さ対策・冬越し対策をしながら育て、翌年の春に地植えに切り替えると大きく成長する期待が持てます。

土は水はけがよく、肥沃なアルカリ性の土壌を好みます。詳しくない方は、ハーブ用の土か野菜用の培養土を選びましょう。オレンジミントは暑さに若干弱い性質があるので、日当たりのよすぎる場所は避け、風通しの良い半日陰の場所を選ぶのがポイントです。プランターの場合、植え付け後にはたっぷり水やりをし、しっかり根付くまで表面の土が乾いたらお水をあげましょう。地植えの場合は植え付け後にお水をあげたら、あまり神経質にならなくても大丈夫です。

圧倒の成長力が楽しい!オレンジミントの育て方のポイント

株が充実してからのオレンジミントのたくましさは、目を見張るものがあります。そのため、1年目よりも2年目・3年目のほうが生命力が強く、すくすく成長する姿はとても楽しいです。

気を付けたいのは梅雨から夏の時期。蒸れて枯れやすい時期なので、2年目以降はこまめに剪定がてら収穫すると、病気を防ぐことができます。蒸れるとうどんこ病にかかりやすくなりますので、株の間を十分に開けることを心がけましょう。

肥料はそれほど必要としませんが、新苗を植え付けの際、ハーブ・野菜用培養土を使用した場合は、植え付け後2ヶ月ほどしてから追肥をします。翌年以降は、新芽が芽吹いてくる春先に固形肥料を少量追肥するだけで充分です。あまり肥料が多すぎると香りが薄くなりますので、手をかけすぎないことがポイントです。

冬の間は枯れてしまったように見えることもありますが、地下茎は生きていますので水やりを忘れずに、寒い地域の地植えでは藁をかぶせるなど、防寒対策をしましょう。

素晴らしい香りを楽しみに!オレンジミント活用法

ミントの中でも抜群の香りのよさを誇るオレンジミントは、ハーブティーに最適。柑橘系と清涼感を同時に楽しめるので、ほかのハーブをブレンドしなくても楽しめます。しかしハーブティーを飲みなれない方にとっては若干草のような青い香りが気になるかもしれませんので、そんなときは淹れるときに紅茶をブレンドしてみましょう。

また、少し丸みを帯びた光沢のある葉は見た目にもかわいらしいので、シャーベットやゼリーに飾ると涼しげ。料理に利用するなら、エスニック風のサラダにもおすすめです。

オレンジミントでリフレッシュ!爽快な毎日を

オレンジミントはその香りの良さから、別名オーデコロンミント・ベルガモットミントとも呼ばれています。爽やかでフルーティーな香りは、ハーブバスにもおすすめなので、たくさん収穫できたら是非試してみてください。全身で爽やかな香りを楽しむ快感は、あなたの毎日にきっと元気を与えてくれることでしょう。