様々な料理に利用されるスパイスやハーブですが、相性の良いスパイスやハーブを甘い調味料に加えるだけで、いつもとはひと味違った風味を楽しむことが出来ます。それだけでなく、スパイスやハーブに含まれたダイエット効果や健康効果まで摂ることが出来たら、嬉しいですよね。

しかもスパイスやハーブの持つ甘い香りの補助的効果で、甘味料の量を減らすことにもつながる可能性を秘めています。そこでスパイスやハーブの、甘い調味料への活用法をご紹介します。

シナモンの効果で風邪撃退&ダイエット

まず簡単に作れる甘い調味料としておすすめしたいのが「はちみつシナモン」です。シナモンは毛細血管を修復して丈夫にし、血行を良くする効果があるので、身体を温め代謝を良くしてくれます。そんなシナモンを栄養豊富なはちみつと合わせることで、栄養をすみずみまで行き渡らせ、免疫力を高める効果が期待できます。他にも抗菌・抗ウイルス作用・のどの痛みの緩和など、風邪の症状に効果的です。

そんなはちみつシナモンの作り方は、はちみつ大さじ1にシナモン小さじ1/2を混ぜるだけ。ホットミルク・紅茶に溶かしたり、パンやクラッカーに塗っていただきます。

はちみつシナモンは他にも血糖値の降下を助け、便秘解消・代謝向上などのダイエット効果も期待できます。またはちみつは砂糖と比べて糖質・カロリー共に低く、1/3の量で甘みを感じることが出来るので、結果的に糖質を減らすことができ、ダイエットに効果的です。

エルダーフラワーの優しい甘さ香る調味料

イギリス発祥のハーブシロップ“ハーブコーディアル”は、ハーブと砂糖を溶かし、煮詰めたものです。このハーブコーディアルには様々なハーブが使われるのですが、中でもイギリスの家庭では、古くからエルダーフラワーのハーブコーディアルが人気。

エルダーフラワーは「インフルエンザの特効薬」と言われていて、発汗・去痰・利尿作用があるので、風邪の初期症状やインフルエンザに効果を発揮するハーブです。また抗アレルギー作用もあるので、花粉症などのアレルギー反応の緩和にも効果が期待されます。

  • 鍋に水500mlを入れて沸かし、沸騰したらエルダーフラワー50gを加えて5分程煮て取り出します
  • 砂糖200gを加えて煮詰めます
  • 火を止める直前にレモン汁大さじ1を加えて火を止め、密閉容器に移して出来上がり

作ったハーブコーディアルは水・炭酸・お湯で割ったり、紅茶やゼリー・アイス・パンケーキなどのシロップに利用します。

チャイスパイスで甘い調味料・ジンジャーシロップ

チャイに使われるスパイスであるシナモン・カルダモン・クローブに、ナツメグ・八角を加えて生姜シロップを作ることで、血行促進・疲労回復・消化促進・脂肪燃焼・殺菌作用に効果を発揮します。

生姜500gを薄切りし、砂糖500gをまぶして1時間ほど置いたら水500ml・シナモン1本・カルダモン5粒・クローブ10粒・八角1個加えて20分ほど煮、ナツメグ小さじ1/2を加えて3分ほど煮たら出来上がり。

水やお湯で割ったり、ミルクティーに加えればチャイ風味に、意外とほうじ茶にも合います。

甘い調味料にスパイスを効かせて健康に

シロップやはちみつに、スパイスの甘い香りのアプローチが加わることで、ごく少量でもより甘味を強く感じることが出来ます。またさっぱりした風味のハーブの香りを移せば、その香りが食材に香りによる複合的な楽しみを感じさせてくれます。

甘い調味料にも積極的にスパイス・ハーブを取り入れ、健康にお役立てくださいね。