とても印象的で鮮やかな見た目が目を引くハーブ・エキナセアは、切り花としても人気で、根や葉はネイティブアメリカンが万能の薬草として利用していた歴史があります。現代ではエキナセアは、風邪などの感染症予防と治療・呼吸器系の病気予防と治療・抗ガン作用など、免疫力が高まる効果があるとされ、ハーブティーやサプリメントとして利用されています。

そんなエキナセアの育て方のコツをご紹介します。

エキナセアの種まきや準備

エキナセアは丈夫で育てやすく、開花時期が長いので人気があります。たくさんの種類があるのですが、ハーブとして利用されるのは、アングスティフォリア・プルプレア・パリダの3種類。そのほかの品種には薬効はありませんので気を付けて選びましょう。

種まきの時期は、春と秋の年2回。3月中頃~5月と9月中頃~10月あたりが発芽しやすい時期です。地植えでも鉢植えでも育てることができますが、大きくなることを想定して鉢を選びましょう。

水はけの悪さはエキナセアの大敵ですので、水はけのよい用土を選ぶことも忘れずに。地植えの場合は日当たりがよく、水はけのよい場所を選びましょう。パラパラと種を蒔き、薄く土をかぶせたら、発芽するまでは土が乾かないよう水やりをし、約10日~2週間ほどで発芽してきます。

水やりは控えめに!エキナセアの育て方のポイント

エキナセアは寒さに強く、丈夫で育てやすいハーブと言われていますが、気を付けたいのが水はけ。地植えの場合、梅雨時期の水はけには気を付け、鉢植えの場合は水のやりすぎに気を付けましょう。

また、梅雨の時期にはうどんこ病が出ることがあります。株が混み合うところに出やすいので、間隔をあけ、風通しの良い場所で育てましょう。この時期に肥料をやりすぎると病気の原因になりますので、肥料は植え付けるときにゆっくりと効く緩効性化成肥料を土に混ぜておく程度。4~5月と、10月に月1~2回置き肥をあげましょう。

冬になると地上部は枯れてしまうので、株元から2~3cmのところで刈り取ります。冬越しする場合は、霜がおりない場所であればそのままで大丈夫です。霜が降りる場所や地域でしたら、株に枯草や落ち葉をかぶせて凍らないようなケアが必要となります。鉢植えの場合、冬場は株元が凍らないように屋内へ入れましょう。

ハーブティーにお風呂に!エキナセア活用法

エキナセアは花・葉・茎・根と、すべてを利用できるハーブです。利用法としてはハーブティーやハーブバスに用いられます。お風呂にフレッシュな状態のエキナセアの花・茎・葉を浮かべれば、エキナセアの抗炎症作用でお肌を健やかに保ちます。

ハーブティーに用いるなら、フレッシュな状態なら葉のみを、花・茎・根は乾燥させた状態で用います。乾燥させた状態ならティースプーンで1・2杯、フレッシュな葉はその3倍くらいの量をポットか急須に入れ、5分ほど蒸らして淹れます。淡白な味わいなので、他のハーブティーや紅茶とブレンドしたり、レモン・はちみつなどを加えるとおいしくいただけます。

またハーブコーディアルとしてもおすすめなので、沸騰したお湯に入れて蒸らし、薬効を抽出したら濾して砂糖を加えて煮詰めれば、手軽にエキナセアの薬効を得ることができます。

育てやすいエキナセアで生活にハーブティーを

エキナセアなどの宿根草は、株が大きくなるにつれて花の数が増えます。そのためエキナセアの本来の魅力を実感できるのは2年目・3年目以降だといわれています。あまり手間がかからない品種ですし、花はお庭を華やかに彩ってくれます。エキナセアを育てて毎日の健康にお役立てくださいね。