「サテトム」とはベトナムの調味料です。

まだ日本では馴染み薄いサテトムかもしれませんが、知る人ぞ知る美味しい万能調味料なのです。

そこでサテトムについてまとめました。

・サテトムとは何か

・東南アジアならではのサテトムの3つの食材

・サテトムの使い方

この3点を説明していきます。

一体どんな調味料なのか興味がわきますよね。

ぜひご覧ください。

サテトムとは

サテトムとはレモングラスの香りとエビの旨味が詰まったベトナムの辛味調味料です。

サテ(sate)=レモングラスやガランガル、唐辛子、油、ニンニク、調味料などで作られた辛味調味料

トム(tom)=エビ

つまり日本式に解釈すると「エビ風味の食べるラー油」となります。

原材料は植物油脂、レモングラス、赤唐辛子、ガランガル、にんにく、砂糖、食塩、魚醤、乾燥エビなどです。

東南アジアならではのサテトムの3つの食材

東南アジア料理には欠かせない食材でもあるレモングラス、ガランガル、魚醤についてご紹介します。

レモングラス

レモングラスとは原産地がインドのイネ科の植物です。

その名の通り爽やかなレモンの香りが特徴で、精油成分のシトラールには疲労回復、消化促進、胃痛を和らげる効果があるとされています。

他にも不安を和らげ緊張をほぐすリラックス作用や、血行促進効果、のどの痛みなどに良い殺菌・消毒作用、皮脂のバランスを整える美肌効果があります。

その効果からハーブティーやアロマオイルとしても、大変人気のあるハーブです。

料理では、東南アジア系の料理には欠かせないハーブで、タイ料理の「トムヤンクン」や「ガイヤーン」が有名です。

風味づけや臭み消しに使われ、葉の部分、茎の部分が用途により使われています。

ガランガル

ショウガ科の植物です。

インドネシアが原産地の大カランガルと、中国南部が原産地の小カランガルがあります。

大カランガルは強い酸味と胡椒に近い辛みがあり、小カランガルは強い辛みとユーカリに似た香りを持ち、生姜に近い味があるのが特徴です。

料理や精油成分には根茎部分を使用します。

見た目は生姜と似ていますが、生姜よりも硬く筋も多いため、スライスや乾燥させてパウダー状などにして風味付けとして使用します。

ジアリルヘプタノイドという成分による癌予防効果、他にも血液の循環を良くし冷えの解消への効果や、筋肉痛などに効く疲労回復効果があります。

東南アジア系の料理によく使われており、大カランガルはタイで「カー」と呼ばれていて、レモングラス同様「トムヤムクン」には欠かせません。

中国では生薬として使用されてきた歴史があります。

魚醤

魚醤とは魚を塩漬にして発酵・熟成させた液汁の調味料です。

原材料に魚醬としか表記されていませんがベトナムの魚醬といえば「ヌックマム」です。

ヌクマム、ニョクマムとも言われています。

「マム」=塩辛、「ヌック」=水という意味です。

べトナム料理の代表的な調味料であり、様々な料理に使われます。

ベトナム料理の生春巻き「ゴイクォン」などのつけだれ「ヌクチャム」はヌックマムと唐辛子とニンニク、ライム(正確にはチャインというベトナムのライム)のしぼり汁、水、砂糖を合わせたもので万能つけだれとして愛されています。

ボトルにある「゜N」の表記はヌックマム中の窒素含有量のことで、度数が高いものほど香り高く旨味が深いです。

サテトムの使い方

サテトムにはどのような楽しみ方があるのかご紹介します。

・生春巻きのつけダレ

エビやレタス、キュウリなどをライスペーパーに巻いてサテトムにつけて食べれば最高です。

・チャーハン

ネギ、卵のシンプルなチャーハンにサテトムを少し加えるだけでエスニックなエビ風味のチャーハンに早変わり。これだけでも十分に美味しいです。

・卵かけご飯

卵黄と刻みネギと熱々ご飯とサテトム、おかわり必須です。

・納豆

意外かもしれませんが納豆の味にサテトムの風味が合います。

・麺類

フォーは本場の組み合わせです。またラーメンに入れても美味しいです。

・炒め物

肉を野菜と炒めてサテトムを足して大人風炒め物でお酒にも合います。

・野菜と和える

きゅうりやだいこんなどと和えても美味しいです。マヨネーズを足すとまろやかさもプラスされて相性抜群です。

サテトムを楽しもう

サテトムは日本でも人気で今では取り扱いが増え通販や店舗で簡単に購入可能です。

エスニックが好きな方や辛いのが好きな方には最高の万能調味料です。

お子様には辛いので注意が必要です。

ぜひサテトムを料理に活用してベトナムの味を楽しんでみてください。