石臼とはどんなものなのでしょうか?

スパイスにどんな影響を与えるのでしょうか?

石臼と、スパイスの関係性について見ていきましょう。

石臼とはそもそも何?

丸い石がいくつも重なってできたもので、石には溝があります。小麦やコーヒー豆、ソバの実、スパイス、ハーブ、茶等を入れて粉にするための道具です。石臼には、電動で動かすものと手動で動かすものがあります。手動の場合は、引き終わるのにとても時間がかかります。なのでとても手間がかかるのですが、手間をかけてまで得るメリットはあるのでしょうか?石臼で引くことのメリットについて見ていきましょう。

石臼がスパイスに与える影響とは?

スパイスを石臼で引くことで、素材本来の味や風味を落とすことなく粉末にすることができるメリットがあります。どうして石臼でひくと、素材本来の持ち味を活かせたスパイスになるのでしょうか?それは、石臼で?ゆっくり引く”ことによって、素材にストレスをかけないからです。時間をかけて引くことで、摩擦や熱を出すことなく粉末にすることができます。また、始めから粉末状のスパイスではなく、石臼を使うということは、使う直前に引くことができるということです。つまり、鮮度が高い状態でスパイスを料理に使うことができます。

・家庭で使う場合は、スパイス用の石臼がおすすめです
石臼と言われて想像するのは、重くて大きい物を連想されるかもしれません。実は、家庭用の手頃な石臼を販売しているサイトがあります。見た目もすり鉢みたいで、とても手軽に使えるのでおすすめなんです。気になる方はぜひ購入を検討してみてくださいね。お値段は約7,000円ほどしましたのでお値段は少し高めかなと感じる方も多いかもしれません。

インドでも石臼を愛用している?!

スパイスのルーツでもあるインドでも、石臼は愛用されているようです。スパイスを多用したインド式のカレーのなかでも、石臼を使用して作られています。大まかな作り方の工程を見ていきましょう。ちなみに、日本で流通しているカレーの作り方とは全くと言っていいほど違います。

1.基本のスパイスを石臼で、少量の水と塩を入れてすりつぶします。(※最近では、電動のミールを使うことが主流になってきているそうです。)完成したペーストを、マサーラと呼ぶそうです。
2.中華鍋のような底の深いフライパンに油を入れ、マサーラを香りが出るまで炒めます。ここが、カレーを美味しくする秘訣になります。メインになる肉や魚を入れた後に、みじん切りした玉ねぎを入れ、よく炒めていきます。
3.具になる野菜を加えます。インドでは基本的にいろいろな種類の野菜をいれるのではなく、カリフラワーだけ、オクラだけといった単品を加えるのが主流です。
4.地域によって差の出る水分を加える。(水、ヨーグルト、ココナッツミルク等)
5.10分程度煮込めばインド式カレーの完成です!

石臼を使用することで、スパイス本来の味も引き出すカレーになっています。インド式のカレーは、スパイスが味の決め手になっていますので、素材の美味しさを壊さない石臼は欠かせない物だとも言えます。ぜひ本場のインド式カレーを作ってみたい方は、石臼でスパイスを引くことからはじめてみてはいかがでしょうか?