糖質制限ダイエットや生活習慣病予防など、身体を整えるために糖質を制限しているかたもいらっしゃると思います。糖質制限ダイエットはカロリーを気にせず食べられますが、反面、ご飯やパンなどの主食を制限するため、なんとなく物足りない印象を受けてしまいがちです。

そこでスパイスの登場です!スパイスの香り豊かな食事はそんな物足りなさを解消し、中には血糖値を下げる効果のあるものもあります。そんな血糖値を下げ、糖質制限食の救世主となる、3つのスパイスをご紹介します。

スパイスの女王・シナモンは糖質制限の味方!

カレーなどの辛い料理からクッキーをはじめとしたスイーツまで、幅広い料理にエキゾチックな風味を与えるシナモンは、血糖値を下げる効果があります。最近ではシナモンが、糖尿病を患う95%にあたる2型糖尿病のかたに、有益だということがわかってきました。

シナモンにはインスリンの分泌を促す作用とインスリンの感受性を高める作用があります。そのため血糖値を下がりやすくしてくれるのです。他にも、血中コレステロール値の低下に効果を発揮するので、中性脂肪減少につながります。毎日少しずつシナモンを摂ることで、血糖値とコレステロール値の両方を大幅に低下できるなんて、まるで魔法のようですよね。

またシナモンの甘い香りをクッキーや焼き菓子に利用することで、糖質の塊である砂糖を控えめにしても物足りなさを感じることがなく、上手に砂糖の使用量を下げることができます。

ちなみにシナモンは、中性脂肪を蓄えて大きくなった脂肪細胞に働きかけ、小さい状態に戻す効果があります。そのためダイエットにも効果大なのです。

クローブの効果で血糖値低下

刺激的な香りの中にバニラのような甘い芳香を含むクローブには、インスリン誘発に働きかけ、血糖値を下げる効果が認められています。他にも悪玉コレステロールの減少に働きかけ、血中コレステロール値減少に効果的。その効果にプラスして抗酸化力も高いスパイスなので、身体のサビ落としに大きな効果が期待できるスパイスなのです。

またクローブには糖質・脂質の代謝に関わる成分・マンガンが含まれています。そのため、摂った糖質を素早く代謝し、身体に残さない効果も期待できます。

そんなクローブはカレーなどのエスニック料理の他、バニラとも相性が良く、バニラを使ったスイーツを作るときに少量加えることで、バニラの香りをより引き立たせます。

果物との相性も良いので、ジャムやコンポートを作るときに一緒に加えて煮ると、血糖値減少に効果的でヘルシーなジャムを作ることが出来ます。またクローブには抗菌作用があるので、こういった料理の保存にも効果を発揮するのでおすすめです。

甘く魅惑の香りで糖質減!フェヌグリークのチカラ

インドやアフリカでよく利用され、メープルシロップにも似た甘い香りのスパイス・フェヌグリークは、血糖値上昇を防ぐ作用があります。

これはフェヌグリークに含まれるガラクトマンナンという成分によるもので、腸からのブドウ糖の吸収を阻害する効果があるため、結果的に血糖値上昇を防ぐことにつながっていきます。

また、フェヌグリークはマメ科の植物の種なのですが、その種の表皮の部分には、大豆にも含まれるサポニンが含まれています。そのサポニンは血管内の脂肪を除去してくれる他、血中コレステロールを低下させる効果を発揮します。この2つの効果で血糖値を下げることに効果的です。

なによりもフェヌグリークは、前述したようにメープルシロップのような、甘くて香ばしい魅惑の香りを放ちます。この香りは糖質制限中のオアシスとなってくれることでしょう。

スパイスで糖質制限食を楽しむ!

シナモン・クローブ・フェヌグリークは、どれもインド風カレーに利用されるスパイスです。他にも食後のチャイにこれらのスパイスを加えることで、食後の血糖値上昇を穏やかにし、糖質コントロールにもつながります。糖質制限をしている方は、ぜひこの3つのスパイスを覚えておいてくださいね。