料理本などを見ると「調味料」や「香辛料」といった、料理をよりおいしく仕上げる材料を見かけると思います。普段何気なく使っているこの言葉ですが、「調味料」と「香辛料」にはどのような違いがあり、また、どのようなものが分類されるのでしょうか。

気になる調味料と香辛料の違い、代表的な調味料・香辛料にはどんなものがあるのかを、ご紹介します。

調味料・香辛料の違いとは

調味料は、料理の味を調える際に使う材料の事を指し、英語ではseasoning(シーズニング)と表記します。ます。一方、香辛料は調味料に分類される材料の一種で、料理に香りや辛味などの風味を与えたり、色づけする材料の事を指し、英語ではspices(スパイス)と表記します。

両者には明確な分類はありませんが、以下に代表する香辛料をみると、一般的には甘味や塩味などの味付けがされているものは、香辛料に含まれていないように思えます。

では代表的な調味料・香辛料を、それぞれ見ていきましょう。

代表的な調味料の種類と役割り

調味料に代表する食材は、調味の基本となる砂糖・塩や、発酵により調理の味付けに加えられる酢・醤油・味噌、複数の材料から味や成分を抽出し凝縮させたウスターソースやケチャップ・オイスターソースなどがあげられます。野菜・肉・魚などの食材に加えることでその食材単体よりも豊かな味がつき、また食材に秘めた成分を引き出し、よりその食材を豊かに楽しめる役割りを持ちます。

例えばスイカに塩をふることで、甘みがより感じられるようになったりしますよね?このように食材に加えることで単に味をつけるだけでなく、使い方によっては食材の持つポテンシャルを引き出したり、際立たせることも出来るのです。

調味料と呼ばれる材料の種類は豊富で、その中でも味の素・だしの素・ダシダなどは「うま味調味料」、砂糖・はちみつ・メープルシロップなどは「甘味料」と個別に呼ばれることもあり、その一種が「香辛料」です。

代表的な香辛料の種類と役割り

調味料の一種である香辛料は、調理の際に加えることで料理に華やかな色合いや香り、アクセントとなる辛味や奥行きを醸し出す苦味・渋味を与えることができます。香辛料を加えることで、調味料だけでは単調に感じる味わいに多角的なアプローチを感じられ、料理が豊かに変化します。他にも食材の臭みやクセを和らげ、食べやすくする効果があったり、香りや色で食欲を増進させる効果もあります。

例えばひき肉にナツメグやセージ、魚にジンジャーやタイムを加えることで、食材の臭みが抑えられるばかりか食欲を増進させる香りづけをすることが出来ます。

他にもターメリックはカレーやたくあんに鮮やかな色合いを与え、鷹の爪・胡椒・山椒などは辛味をつけ味に変化を与えてくれます。

フェンネルやカルダモンなどの清涼感を与えるもの、クミン・カレーリーフ・シナモンなどのように独特の芳香を持ち、食欲増進に効果を発揮するとともに消化を助ける効果をもつ香辛料もあります。

調味料・香辛料で豊かな食生活を!

このように調味料は私たちの生活に欠かせない材料であり、香辛料は私たちの“食を感じる扉”をあらゆる方向へ開いてくれます。

食の感性が増すことでより料理が豊かに感じられます。健康効果もある調味料・香辛料を上手に使って、毎日の食事を幸せな時間に彩りましょう。