具材入りのラー油は今や日本の定番の調味料です。
食べるラー油として一世を風靡した食品でもありますよね。
その万能さに常備しているご家庭も多いと思います。
そこであと一品欲しい時に嬉しい手軽にできる食べるラー油を使った簡単一品を6つご紹介します!
特にこれから食べるラー油を使ってみたい方には必見です。ぜひご覧ください。
目次
そもそもラー油とは
ラー油は漢字で書くと「辣油」と書きます。
中国語で「辣」の漢字が意味するのは”熱を伴う辛さ”のことです。
日本ではラー油とは唐辛子をごま油と一緒に加熱して成分を移した香味油とされています。
本来は四川料理の調味料で、花山椒、ニンニク、生姜などの薬味をごま油と一緒に加熱し、唐辛子や白ごまにかけて香りや味を移したものです。
日本の商品は濾して油のみで販売されていますが、中国ではその薬味ごと油と容器に入れてあるのが一般的です。
すなわち食べるラー油こそが本場のラー油の形に近いわけです。
日本の市販のラー油の中にはパプリカ色素で着色しているものがあります。
こだわる方は原材料を注意して見てください。
食べるラー油の発祥とブーム
2009年8月に桃屋の発売した「辛そうで辛くむない少し辛いラー油」が日本に爆発的な食べるラー油ブームを起こしました。
スーパーで品薄だったのを記憶している方も多いのではないでしょうか。
それ以降、様々な会社により商品化され日本でも定番の調味料として定着しています。
中国で有名なラー油は1996年に発売された「ラオガンマー(老干媽)」シリーズで国民的調味料となっていているほどの大人気商品です。
今では50種類以上のバリエーションがあり、具材が入ったタイプのラー油です。
ちなみに「ラオガンマー」とは日本語で「おふくろさん」という意味で創業者である胸華碧さんのことを指しています。
しかもその創業エピソードを聞けば一度は手に取りたくなるような魅力のある調味料です。
日本でもすでに人気を得ていて通販サイトや中国系食材販売店などで手軽に購入できます。
お値段も高くありませんので本場の味を試してみたい方はぜひお試しください。
具材入りラー油で簡単組み合わせ一品6選
お好みの具材入りラー油で簡単に作れる一品をご紹介します。
ナムル
お好みのボイル野菜に具材入りラー油を和えるだけで簡単ナムルの出来上がり!
もやし、ほうれん草、春菊、人参、山菜何でもいけます。お好みで塩や醤油を足してください。
ごはん+卵+ネギ+具材入りラー油
この組み合わせは熱々ご飯にそのままでもいけますし、フライパンで炒めればチャーハンにもなります。
乗せるだけ、あおるだけ、しかも簡単美味しいありがたい一品です。
蒸した野菜
ジャガイモ、ブロッコリー、長芋などのホクホク系の野菜にマヨネーズと具材入りラー油をちょっとつけて食べてください。
シンプルだから美味しい一品です。
生野菜
キャベツ、きゅうり、大根、水菜、レタス、カイワレ、玉ねぎなど生で食べれる野菜に和えてなじませてたら出来上がりです。
叩いたり、ちぎったりした野菜にしっかり馴染ませれば簡単な漬物、即席キムチ的な味わいです。
スライスした野菜に和えて刺身やカルパッチョ、焼いた肉や魚の上に乗せても美味しいです。
麺類
韓国のビビン冷麺がおすすめです。茹でて冷水で締めた麺に合えるだけで簡単に冷麺のできあがり。
お好みの野菜や冷しゃぶを一緒に食べるとさらに美味しいです。
他には釜揚げうどんに添えるだけでも最高ですし、焼きそば、そうめん、ラーメンに加えても美味しいです。
豆腐系
冷奴、焼いた厚揚げにめんつゆや醤油を少し垂らして具材入りラー油をのせていただきましょう。
おつまみにももってこいです。
麻婆豆腐も工程が短縮でき簡単に作れます。
具材入りラー油はバリエーション豊かな万能調味料
具材入りラー油はご家庭にひとつあれば料理のバリエーション豊かに楽しめます。
市販のものは種類が多く、お好みのタイプを選ぶ楽しさもあります。
また自家製ラー油もおすすめです。
辛さを調節したり具材を好みの配分にして作れて楽しいですよ。
簡単に出来ますのでぜひ試してみてください。