スパイスは、身体にとってさまざまな健康効果をもたらすスーパー調味料です。昔からスパイスは、効能を活かして薬にしたり、美容や生活関連に重宝されたりとさまざまな面で活躍してきました。スパイスの中には、環境に繊細なスパイスもあり、全てのスパイスが世界各地でどこでも栽培できるわけではありません。この魅力的なスパイスを手に入れるために、昔は世界各地でスパイスの取り合いをかけた戦争が起きていたほどでした。こんなにも、魅力のあるスパイスなのに、実は食べすぎることで健康に害を与えてしまうこともあるのです。そこで、食べすぎによる身体への影響について見ていきましょう。

食べすぎると怖い、スパイスの威力

スパイスの食べすぎは、逆に身体に副作用がおきてしまいます。なぜかというと、スパイスは天然の薬とも言われているからです。薬を飲むときは、風邪等で体調が悪いときに決まった量を処方されますよね?薬と同じ考え方で、スパイスも、適切な量を飲むことで健康に効果を発揮するのです。健康な人が薬を飲みすぎると、逆効果になってしまうことをイメージされると分かりやすいかもしれません。

どのスパイスも食べすぎは怖いのですが、最も副作用の強いスパイスについて見ていきましょう。

●ナツメグ
・昔は、堕胎の薬として使用されていた
・約10gものナツメグを服用すれば、幻覚症状が出る(マリファナを服用した際の幻覚症状と似ている)
・多量服用で過去に、2歳児の子供が死亡したこともある

ナツメグは、ハンバーグなどの肉料理に加えると、肉の美味しさを引き立たせ、肉の臭みも消す効果もあります。通常の服用量では、身体に問題はありません。しかし、10g以上を服用すれば、上記のような薬物にも似た禁断症状がでることもあります。まず初めの症状として、急激な眠気と意識が朦朧するそうです。もしも服用してこのような症状が出た際には、一刻も早く病院に行かれてください。ナツメグは、一度使用すると分かるのですが、料理に使うととても風味豊かになり、美味しくなります。その魅力によって、多量使いになってしまうかもしれません。このような幻覚症状が起きた経験者の話では、カレーを作る際にナツメグを一気に投入したものの、勿体ないという気持ちから幻覚症状が起きてしまったそうです。ナツメグを安全に美味しく料理に取り入れるためには、このような副作用があることを知ることも大切なことです。

唐辛子に多く含まれる?カプサイシン”

最近テレビで激辛料理を食べるシーンをよく見かけませんか?実は、激辛料理を食べ続けることで身体に悪影響を及ぼしてしまうこともあります。それが唐辛子に多く含まれるカプサイシンという成分です。

・吐き気、嘔吐
・高血圧
・胃が荒れる
・痔の悪化
・うつ病などの精神障害の原因になることも
・発がん性物質にもなる

唐辛子には、女性には嬉しい冷えを改善する効果もあります。夏の暑い時期に、辛い物を食べてスタミナをつけることもできますし、寒い時期には身体の内側から温める効果もあります。メリットも大きい唐辛子ですが、 大量摂取することによって、上記のような身体に副作用が起きます。体重50㎏の人が3000㎎の量を摂取すれば、死亡してしまうこともあります。辛い物が好きになってしまう人にとっては、目分量で入れることもありますので大量投入してしまいがちですが、身体のためにも適切な量で楽しむことが賢明です。