「スパイスとハーブ」でおなじみのS&Bは、ヱスビー食品の商標で、ヒドリ印に「太陽=SUN」と「鳥=BIRD」の頭文字である「S&B」を併記して商標としたことに始まります。諸説ありますが、日本で初めて純国産カレー粉を製造・販売した会社であるといわれています。そんなS&Bからは、たくさんのスパイス・ハーブ、それらを活かした調味料・加工食品が販売されています。そこでS&Bの豊富な商品の中から、S&B製品ならではのおすすめスパイスや使い方をご紹介します。

S&Bといえばコレ!戦後復興のエネルギー感じる「赤缶」

S&Bといえば赤い缶のカレー粉を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。1923年に日本で初めてカレー粉を製造・販売し、戦後の復興を思い販売開始したのが赤缶カレー粉だったそうです。

30数種類のスパイス・ハーブを独自の配合でブレンドし、焙煎・熟成した赤缶カレー粉は、パウダータイプなので使いやすく、塩分が含まれていないので、いろいろな料理に応用可能。炒め物や炒飯、タンドリーチキンの漬け込み用スパイスとしても最適で、家庭のカレーからキーマカレーなどの本格カレーまで、汎用性の高さも魅力です。

トマト・唐辛子・にんにくをプラスすればインド風のカレーが簡単にできますし、さらにコリアンダー・カレーリーフなどのスパイスやハーブ、ココナッツミルクなどを使ってバリエーション豊かにアジア各国のカレーを作ることができます。

市販のカレールーのようなとろみはつかないので、とろみをつけたい場合は小麦粉を一緒に炒めると良いでしょう。

ハーブと旨味を手軽に!マジックソルトの使い方

マジックソルトとは、S&Bから発売されているシーズニングスパイスの一種です。代官山のフランス料理学校「ル・コルドンブルー東京校」の校長・教授を歴任し、伝説のシェフと呼ばれるダニエル・マルタン氏が監修しています。岩塩とハーブを絶妙にブレンドしてあるので、配合で悩むこともなく、ひと振りで料理に華やかな香りをプラスすることができます。

また、同じハーブソルトに「クレイジーソルト」がありますが、クレイジーソルトは岩塩とガーリック・ペッパーなどのスパイスにオレガノなどのハーブをブレンドしたシンプルな構成なのに対し、マジックソルトはスパイス・ハーブ以外にもトマトパウダーなどの旨味をプラスしているのが大きな違いです。そのためシンプルにソテーした肉や魚料理・サラダ・スープの仕上げなどに加えると、塩だけで味付けするよりも深い旨味を感じられ、マジックソルトだけでパスタの味付けを完成することもできます。マジックソルトはオリジナル以外にガーリック・ペッパー・シトラスと、4種類の個性際立つブレンドが発売されています。

挽きたての香りは格別!ミル付きシリーズ

ミル付きのスパイス・ハーブといえば岩塩・黒胡椒・ハーブなどをブレンドしたものが多くあります。S&Bにもそういったミル付きスパイス・ハーブがありますが、特筆すべきは山椒の実・七味唐辛子などの和のスパイスを取り扱っていることです。

山椒の実の挽きたての香りは辛味・しびれだけでなく、柑橘系のさわやかな香りを感じられます。粉山椒に比べて苦みが少なく上品な香りは、味噌汁・お吸い物・うどん・焼き鳥・煮物のアクセントにおすすめ。ミル付き七味唐辛子は、赤唐辛子・陳皮・山椒・黒胡麻・白胡麻・麻の実・けしの実・青のりと、8種類の和スパイスやハーブが大きくカットされて配合されています。暖かいうどんやそば・鍋物・炒め物に加えると、挽きたての香りが辛さだけではない爽やかな香りを添えてくれます。

他にもミル付きシリーズはナツメッグ・サラダスパイス・ハーブミックス・ペッパーミックスなどが発売されており、市販のパウダースパイスにはない挽きたての香りを楽しめます。

いつの時代も家庭に寄り添うS&Bスパイスの世界

S&Bはスパイスの香り高さを伝えるため、一般家庭にも使いやすいように配合されたミックススパイスが多いように感じられます。使いきりのシーズニングスパイスの種類も多く、スパイスやハーブに詳しくない方の入門編としてもおすすめです。シーズニングスパイスでスパイスの魅力・使い方を知り、個別のスパイスやハーブに興味を持つきっかけとなると、食の世界が広がります。そんな「スパイスはじめの一歩」をS&Bで始めてみましょう。