日本人には頭痛持ちが多いと聞いたことがあります。一刻も早く治したい場合、頭痛薬を飲んで対処しますが、出来れば薬に頼らず自然な形で治したいですよね。そんな方におすすめなのがハーブティーです。鎮痛作用や血行促進作用があるハーブをお茶に抽出して飲むことで、頭痛緩和・解消や予防にも効果を発揮します。ではまず、頭痛の原因について解説します。

頭痛の種類によるおすすめハーブの違い

頭痛には様々な原因があり、一般的に頭痛というと「偏頭痛」と「緊張型頭痛」の2種類に大別されます。

脳の血管が急激に拡張して起こるのが「偏頭痛」。寝不足や寝すぎ、ホルモンバランスの乱れ・疲労などが原因といわれ、ストレスから解放された時や光や音の強い刺激などをきっかけに起こりやすくなります。

そして「緊張型頭痛」は、頭の横の筋肉や首・肩の筋肉が緊張し、血流が悪くなることで起こります。長時間同じ姿勢をとる身体的なストレスや鬱状態などの精神的なストレスが原因といわれています。

これらの事から、偏頭痛には鎮痛作用・ホルモンバランスを整える効果のあるハーブを、緊張型頭痛には血行促進・血流改善・リラックス効果の高いハーブが良いと言われています。

2つの頭痛に効果的!オレガノ

しそ科のハーブの中で最も香りが強く、特にヨーロッパ各国の家庭では欠かせないハーブです。その効能は消化促進・強壮作用・疲労回復・気管支炎など多岐にわたり、鎮静作用も期待できるため、料理にハーブティーに幅広く利用できます。

オレガノを使ったハーブティーの良い所は、偏頭痛・緊張型頭痛の両方に効果的な点と飲みやすさです。スパイシーでさっぱりした味わいは、普段ハーブティーを飲み慣れない方でも飲みやすく感じられると思います。

頭痛解消の万能ハーブ!フィーバーフュー

小さな菊のようなかわいらしいハーブ・フィーバーフューも、2つの頭痛に効果的なハーブとして有名です。その効能は鎮痛作用があるため解熱・偏頭痛・緊張型頭痛のほか、関節炎・リウマチにも効果的。抗アレルギー・抗酸化・抗血栓作用をもつハーブなので、慢性的な2つの頭痛の予防にも効果を発揮します。

しかし強いハーブなので、お子様や妊娠中の方には注意が必要です。そして苦みも強いので、シングルで飲むよりも同じキク科のハーブ・カモミールにブレンドすると飲みやすくなります。

通称“天然のアスピリン”・ホワイトウイロウ

痛み止めとして古くから利用されているホワイトウイロウは、健胃・解熱・消炎・鎮痛に効果を発揮します。実際に頭痛薬として用いられるアスピリンは、ホワイトウィロウの樹脂からとったサリチル酸をもとに作られたのだそうです。

セイヨウシロヤナギの樹皮から作られるホワイトウイロウはスッキリとした期の香りが魅力ですが、苦みが強いので他のハーブとブレンドして飲むのがおすすめです。また強いハーブでもあるので、お子様には不向き。大人でも1日1~2杯を目安にしましょう。

頭痛に効果的なハーブティーでナチュラルに頭痛予防

頭痛に効くハーブは、ハーブティーとして飲む以外にも、リラックス効果の高いハーブをお風呂に入れてハーバルバスとして楽しむことができます。神経の鎮静・ストレス解消に効果的なので、偏頭痛の予防や緊張型頭痛の緩和におすすめです。

しかし頭痛には様々な原因が考えられますので、その原因によって予防法や対処法が大きく変わってきます。一歩間違うと却って頭痛を悪化させてしまうので、まずは原因を突き止め、症状に合わせたハーブを選びましょう。